BTS(防弾少年団)シュガが、コラボした歌手 PSYのコンサートにゲスト出演した際、思わぬピンチに陥っていたことを明かした。
12月4日、BTSの公式YouTubeチャンネルに、シュガがホストを務めるYouTubeコンテンツ「シュチタ」の最新エピソードが公開された。今回番組にゲストとして登場したのは、数々のドラマや映画に出演し、強い印象を残している人気俳優 キム・ナムギルだ。
キム・ナムギルといえば、以前からジンと親交があることでおなじみ。キム・ナムギルとのツーショットを「新鮮かもしれない」と予想したシュガは、約1ヵ月前に、キム・ナムギルから映画『保護者』の試写会に招待してもらったそう。それぞれの分野でトップの座に就いている2人はすぐに打ち解け、和気あいあいとしたトークを繰り広げた。
そんな番組の中で、シュガが過去のステージで思いがけないピンチに見舞われていたことを明かした。幼い頃から何度もステージに立つ経験をしているおかげで、今となってはほとんど緊張する状況がないと話したシュガ。キム・ナムギルは「僕たちはむしろカメラの前で演技するのは大丈夫ですが、ステージで歓声を浴びるとすごく緊張するんです」「台本もうまく読めなかったり、顔が真っ青になる人もたくさんいます」と話し、俳優と歌手のステージに対する大きな違いを伝えた。
するとシュガは、ステージに動じない心を身につけていてもなお、“歌詞がちょっとあやふやなとき”に限っては、やむを得ず緊張してしまうことを明かした。「大抵リリース後しばらくしてからコンサートのゲストとしてステージに立つんです」と前置きしたシュガは、過去にPSYのコンサートにゲスト出演したときを回顧。シュガはPSYと楽曲「That That (prod. & feat. SUGA of BTS)」でコラボしており、7月16日にオリンピック主競技場で開催されたPSYのコンサート「びしょぬれシュー」にサプライズ出演し、ステージでパフォーマンスした。
そこでシュガが直面したのは、ショーの演出で水をかぶるためか、プロンプターが用意されていないこというまさかの事態だ。過去のトラウマによって、自分自身がジンクスのようにプロンプターがないと心もとないタイプであるというシュガ。プロンプターがないことを現場に行ってから初めて知ったというシュガは、当然すべての歌詞を覚えてきてはいるものの、予想だにしなかった状況に困惑。「自分のステージではないし、プロンプターはないし、僕がここでミスをしたら、PSYさんは間違いなく全部撮影してDVDも出すだろうし…大変なことになったぞ」と今後の流れを推測し、本当に緊張してしまったというのだ。
[슈취타] EP.23 SUGA with 김남길(該当シーンは11分33秒頃~)
思いがけない非常事態により、本番前に懸命に練習してからステージに上がったというシュガ。数々の大舞台を乗り越えてもなお、過去のトラウマにより、シュガにとってプロンプターがあるかないかということは心理的に重要なポイントであるようだ。緊張しながらも完ぺきなパフォーマンスでステージを飾ったシュガのプロ意識に、ファンはあらためて称賛の声を送っている。