Stray Kids ヒョンジンとアイエンが、過酷だったデビュー初期の印象的な思い出を明かした。
11月10日、待望のニューミニアルバム『樂-STAR』でカムバックを果たし、世界中の注目を集めたStray Kids。日本時間の20日には、アメリカの三大授賞式の1つ『2023 ビルボード・ミュージック・アワード(BBMAs)』に出席し、ヒット曲「S-Class」と最新曲「LALALALA」を披露。6月にリリースした3rdフルアルバム『★★★★★(5-STAR)』が、今年新設された「Top K-Pop Album」を受賞した。さらに日本の大みそかの定番番組「第74回NHK紅白歌合戦」に初出場することも決定し、大きな期待を集めている。
今や世界を熱狂させるワールドスターとなったStray Kids。そんな彼らも、練習生時代には、体力の限界を迎えるほど過酷な生活を送っていたようだ。
29日、Stray Kidsの公式YouTubeチャンネルに、人気コンテンツ「2 Kids Show」の最新エピソードが公開された。MCを務めるリノのもとにゲストとしてやってきたのは、ヒョンジンとアイエンだ。
リノが「いちばん実の兄弟のような組み合わせ」と紹介した2人は、同じソウル公演芸術高校に通い、毎日一緒に登校していたことで知られている。リノは当時のことを「明け方に一緒に学校に通っていた姿を見ました」と回顧し、「一緒に学校にも通ってうらやましいですね」と笑顔になった。
学校生活を振り返り、清潭(チョンダム)に住んでいたときは地下鉄7号線に乗れば1本で行ける環境だったものの、引っ越してからは何度も乗り換えしなければならなくなり、通学が大変だったと話したアイエン。引っ越した際には、ヒョンジンの母親が2人を車で学校に連れて行ってくれたそうだ。
するとここで、ヒョンジンがデビュー初期の過酷な生活が垣間見えるエピソードを明かした。車での通学になったことで、学校に行く前に骨付きヘジャングク(酔い覚ましにいいと言われているスープ)を食べに食堂を訪れたという2人。しかし2人は、席について注文をした後、なんとそこで居眠り。メニューを頼んでおいて寝てしまうという、衝撃のアクシデントを起こしていたというのだ。
そんな2人の様子を、ヒョンジンの母親はため息をつきながら写真を撮って記録していたそう。当時のヒョンジンとアイエンは、これから食事をするというタイミングでも睡魔に襲われてしまうほど、体力が限界を迎えていたようだ。2人の苦い思い出を聞いたリノは、「練習生生活はこれほどにも大変なんです!」と視聴者にアナウンスした後、当時は練習生ではなくデビューしたばかりのときだったと回顧。「本当にスゴいですよね」「デビューしてから大人のスケジュールや社会生活をしながら学校に通って本当にスゴいです」と、2人の努力を称賛したのだ。
[2 Kids Show] Ep.02 Hyunjin X I.N | 살랑살랑(salang-salang), 미제(untitled) | with MC Lee Know(該当シーンは2分10秒頃~)
気を抜けば食事の前でもぐっすり寝てしまうほど、眠気がピークに達していたという当時のヒョンジンとアイエン。練習生時代はもちろん、デビューの夢を叶えてからも、睡眠時間を確保することすらままならない生活を送らなければいけないことがよくわかると、このエピソードに注目が集まっている。