薬物疑惑が浮上し、捜査を受けたBIGBANG G-DRAGON(クォン・ジヨン)が、麻薬捜査が終盤に差し掛かるタイミングで意味深な投稿をアップした。
先月26日、薬物使用疑惑でとつじょ不拘束立件を受けたG-DRAGON。彼は当初からこの疑惑を否定しており、11月6日には、身の潔白を証明すべく仁川警察に出頭。約4時間にわたる取調べを受けた。この日行われた簡易試薬検査、加えて行われた爪と毛髪の精密鑑定ともに「陰性」の結果が出たことが明らかになった。
11月27日には、立件後出国禁止対象となっていたG-DRAGONの出国禁止期間を解除したことが発表された。
捜査が無事終盤に差し掛かる中、G-DRAGONは28日、自身のInstagram(@xxxibgdrgn)に、1本の動画をアップ。映像は、G-DRAGONが「僕は誰でしょうか?」と意味深なメッセージを呟くシーンから始まる。その後、2017年に彼がリリースした楽曲「OUTRO.神曲」を歌う様子が流れる。
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OUTRO. 신곡 (神曲) (Divina Commedia)
この曲の歌詞には、「溝から龍が出てくるって、家族じゃなければ絶対他人は知らない」「星を見ることない地下で星になる、ありのままで発光するのは職業病」「死ぬほど自己催眠をかけ、生きていくために名を売買してる」「お母さん、心配しないで。僕は問題じゃない、問題の答えなんだ」「せっかく努力しても無駄、誰がわかってくれるだろうか」といった内容が含まれている。これに対し、ネットユーザーからはG-DRAGONが最近の麻薬疑惑に対する自身の状況を喩えたものではないかという反応が上がっている。
また、この曲は本来、ダンテの「神曲」をモチーフにしたものだ。同音異義語に「新曲」が浮かんでくることから、彼が復帰をほのめかしているのではないかといった憶測も広がっている。G-DRAGONは先月、「今年はさまざまな活動を通じてお会いする予定です。アルバムも準備中」とカムバックを予告していた。
意味深な投稿を見たネットユーザーたちは、「新曲を出すという意味ではなかったとしても、ただ投稿を上げてくれるだけでうれしい」「いい姿で戻ってくるまで待ってるよ」「会いたい、声も聞きたい」「いつも応援してる」と、熱い激励のコメントを送っている。