新人ボーイズグループ ONE PACTの制作者が、あの日本出身芸能人であることが明らかになった。
ONE PACT(ワンパクト)は、新生事務所ARMADA ENTが手掛ける新ボーイズグループ。2023年2月から4月にわたって放送さ]れたサバイバル番組『BOYS PLANET』に出演し、一躍知名度を高めたユン・ジョンウ、オ・ソンミン、イ・イェダム、10月にソロデビューを果たしONE PACTにも参加することになったジェイ・チャン、元Ciipherで、高校生ラッパーたちによるHIPHOPサバイバル番組『高等ラッパー4』に出演した経歴もあるテグ(ヨム・テギュン)という豪華メンバーで構成されている。
グループ名「ONE PACT」は、“one”と“impact”の合成語で、「ひとつに集まって大きなインパクトを作る」という意味が込められている。11月30日に1stミニアルバム『Moment』で正式デビューすることが決定しており、期待を高めている注目のグループだ。
そんな彼らの制作者があの日本出身芸能人だったことが明らかになり、ファンを驚かせている。
11月6日、韓国メディアは新生エンターテインメント会社ARMADA ENTのCEOが、日本人歌手兼タレントのKangNamであると報道。KangNamは、東京都出身の歌手兼タレントで、韓国を拠点に活躍している。本名は滑川康男(なめかわ やすお)で、日本人の父と韓国人の母を持つミックスルーツだ。芸名の「KangNam」は、「康男」をそのまま韓国語訳したものである。
2011年にHIPHOPグループM.I.Bのメンバーとして韓国デビューを果たしたKangNam。2014年頃からは、持ち前の高いバラエティセンスが話題を呼び、数多くの有名番組への出演を果たし一躍人気タレントに。2014年には『MBC放送芸能大賞「今年のニュースター賞」』も受賞した。2019年には韓国女子スピードスケートの元選手であるイ・サンファとの結婚を機に韓国への帰化を決意。2022年には韓国国籍を取得し、韓国人となった。最近ではYouTubeチャンネル「町の友達カンナミ」のホストとしても活躍中だ。
そんなKangNamがアイドルグループを制作するのは、今回が初めて。彼はワーナーミュージックコリアと手を取り、極秘にアイドルグループのローンチを準備してきたという。
ONE PACTは有名オーディション番組出身メンバーで構成されたグループであるだけに、韓国国内はもちろんグローバル活動にも重きを置くものと思われる。初めてアイドルグループ制作に足を踏み入れ、活動領域を拡大したKangNamとONE PACTのシナジーにも注目が集まっている。