BIGBANGのG-DRAGON(クォン・ジヨン)が、警察に出頭。警察署前に集まった報道陣の取材に堂々と応じ、身の潔白を改めて主張した。
韓国メディアによると、G-DRAGONは11月6日午後1時20分頃、麻薬投薬疑惑の取調べを受けるため仁川ノンヒョン警察署に出頭。約4時間にわたる取調べを受けた。取調べ終了後、G-DRAGONは取材陣の前に登場し、記者からの質問に堂々と答えた。
[오늘 이 뉴스] “웃다가 끝났습니다. 장난이고요” 조사 마친 지드래곤 ‘자신감’ (2023.11.06/MBC뉴스)
G-DRAGONはこの日、「調査に必要な陳述も、髪の毛など調査に必要なものはすべて積極的に取り組み、協力し、事実通りに陳述した」と、誠実かつ積極的に警察の調査に応じたことを明らかにし、簡易試薬検査では陰性の結果が出たことを改めて報告。精密検査も緊急で要請した状態だといい、「捜査機関が正確かつ迅速に、結果を早く発表してくれればいいと思う」と述べ、一刻も早く容疑が晴れることを切望した。また、「無罪の主張は変わらない」と改めて強調した。
今回の取調べでは、警察から証拠を提示されることはなかったという。今後警察から追加で召喚調査を要請されたら応えるのか、との質問に対しては「呼ばれたら来なければならないでしょう」と余裕の回答を残した。
警察の立場にも理解を見せる寛容な態度も注目を集めた。今回の調査は無理な調査だったと思うか、との質問に対しG-DRAGONは、「無理な調査だとは思わない。警察側も個人的に恨みを持った関係ではないだろうし、誰かの陳述によって職業の特性上、やるべきことをしたと思っている。また、僕が麻薬犯罪と関係がないことを証明するために出席した調査なので、無理な調査だとは思わない」と淡々と語った。
また、4時間の取調べの中でどんな話が交わされたのか、という質問に対しては、「笑って終わった」と冗談を述べる余裕まで見せた。続けてG-DRAGONは、「(笑って終わったというのは)冗談で、このような調査状況自体が、お互いにどんな状況かわからない状態で、それを確認するための場だ。僕の陳述が捜査の役に立つかどうかは警察側が決める内容だ。僕自身も詳しい内容はまだ分からないが、僕が言いたいのは、できる限り早く捜査機関で精密検査結果を発表してほしい」と述べた。
そして最後には、「とりあえずあまり心配しないで、信じて待っていてほしい」と、一連の報道を見守っている大衆とファンに対し心強い言葉を残して帰路についた。
またG-DRAGONはこの日、Instagramを更新。何が起こっても結局正しい理に帰る、という意味の古事成語「事必歸正」を掲載し、無実を証明する自信をのぞかせた。
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