BLACKPINKのメンバー リサのWEIBOのアカウントが削除された。
11月1日、中国最大規模のSNS「WEIBO(微博)」のBLACKPINK リサのアカウントに制限がかけられ、ページが表示できなくなった。現在、リサのアカウントにアクセスすると、“このアカウントは法律、規定およびWEIBOコミュニティ協約の関連条項に違反したという通報により見られません”との警告が掲示されているという。
これに先立って、リサはフランス・パリにある世界的に有名なキャバレーの1つである「クレイジーホース」でパフォーマンスしたことで、反発に直面していると報じられていた。中国演出行業協会では、性的で低俗な公演を広報する行為は、芸能人の品位維持規定で厳格に禁じられている。今回、リサが「クレイジーホース」のステージに立ったことが規定違反だと判断され、WEIBOのアカウントが削除されたのではないかと推測されている。それだけでなく、報道によると、リサの「クレイジーホース」での公演に参加した中国の有名人もブラックリストに登録されているという。
▼「クレイジーホース」でのリサ
「クレイジーホース」は女性と芸能をテーマにしたアートセクシュアルショーとして有名で、ほとんどがヌードを扱う演目で構成されている。リサも今回のパフォーマンスでは露出の多い衣装で参加しており、彼女はアイドルとして活動していることから、このショーへの出演について賛否両論があった。
特にリサは中華圏での人気も高く、現地での仕事も多かった。しかし、今回の事態を受け、彼女が中国で活動できなくなるのではないかという懸念の声も上がっている。
なお、リサが所属するBLACKPINKは今年8月にデビュー7周年を迎えた。一般的にこの時期は、事務所との契約更新期間として知られており、再契約を結ぶのか、あるいか事務所を移籍するのか、大きな関心が寄せられる。しかし、BLACKPINKは依然として交渉状況について詳しく明かしておらず、また事務所のYGエンタもメンバーの再契約に関して議論中としか回答していない。