BTS(防弾少年団)Vが、日本語を積極的に学ぶ姿を見せ、注目を集めている。
9月8日に待望の1stソロアルバム『Layover』をリリースし、発売初日に167万枚を超える売り上げを記録したV。この販売量は、発売当日の売り上げとして、K-POPソロアーティスト史上歴代最高記録となっている。
印象的だったのは、そんなアルバムのリリースを記念し、Vが日本でも精力的にプロモーション活動を行ったことだ。ミュージシャンらによる一発撮りのパフォーマンスを鮮明に切り取る人気YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に出演した際には、アルバムのタイトル曲「Slow Dancing」をピアノバージョンでパフォーマンス。音楽番組「CDTVライブ!ライブ!」2時間スペシャルにソロとして初出演すると、番組スタッフとの打ち合わせにすべて日本語で参加する姿を見せ、長く来日ができない中でも日本語を忘れていない姿が大きな話題となった。
普段から日本語に慣れ親しんでいるVは、そんな「CDTVライブ!ライブ!」の収録直前にも、積極的に日本語を学んでいたようだ。10月31日、BTSの公式YouTubeチャンネルに公開されたVのVLOGでのワンシーンに、注目が集まっている。
久しぶりの東京を満喫するVの姿をおさめたこのVLOG。Vは久しぶりの来日で、かねてより大好物であることを公言している油そばのお店を訪問。「玉ねぎは入れないとね」「このスープを入れたい。少し入れるだけで味がガラッと変わるんだよ」と慣れた様子でアレンジを楽しむ姿を見せた。さらに彼は、「テテTVです。こんにちは。あ、間違えた! こんばんは! 今からテテTVしますよね! 今公園を歩いています。景色見て!」と日本語で実況しながら、夜景がきらめく都内の公園を散策。流ちょうな日本語でファンを驚かせた。
するとVは、「CDTVライブ!ライブ!」でのインタビューを準備中、とつぜんスタッフに、「上手くないですけど」という表現は日本語でどう言えばいいのかと質問。答えを聞くと「わぁ…そんな簡単な言い方があるとは!」と驚き、「上手くないですけど(日本語)」とすぐに復唱。収録直前まで正しい日本語を確認する姿を見せたのだ。
[V VLOG] V-log in Tokyo(該当シーンは5分07秒頃~)
インタビューが始まる直前まで、自然な日本語の表現ができるよう勉強したV。日本の番組では、インタビューも日本語で回答しようと努力するVのサービス精神に、ファンは感動している。