SHINee テミンが、デビュー時の意外なエピソードを告白した。
【動画】[リムジンサービス] EP.86 SHINee TAEMIN | Guilty, You Made Me Impressed, Clean Up, Into The New World【該当シーンは10分22秒頃~】
テミンは10月30日、4thミニアルバム『Guilty』をリリースし、約2年5か月ぶりのソロカムバックを果たした。31日には、カムバックを記念して、歌手イ・ムジンがホストを務める音楽プログラム「リムジンサービス」にゲスト出演。番組中、彼はSHINeeとしてのデビューが決まった際の意外な心境を初告白し、イ・ムジンと視聴者を驚かせた。
TAEMIN 태민 ‘Guilty’ MV
テミンは、12歳でSMエンターテインメント(以下、SM)に入社した。約2年の練習期間を経て、2008年にわずか14歳という幼い年齢でデビューメンバーに大抜擢され、SHINeeの末っ子としてデビューを果たした。しかし、彼はデビューが決まった際、「デビューしたくない」と懇願していたというのだ。いったい彼に何があったのだろうか。
というのもテミンは、歌の準備をしないままオーディションを受けSMに入社したメンバー。入社後も、当時中学生で変声期の真っ只中だった彼はボーカルのレッスンを座学でしか受けられず、直接声を出して歌う実践練習をあまりできていない状態でデビューすることになってしまったのだ。
たとえボーカル経験が不足していたとしてもデビューさせたいと思うほど、SMがテミンのスター性と秀でたダンス能力を見込んでいたことがわかるエピソードだが、テミン本人は自身が実力不足のままデビューすることに強い違和感を感じていたようだ。「『歌もちゃんと歌えないしレッスンも受けられてない、歌の準備がまだできていないのに..』という気持ちがすごく大きかった」と、当時の心境を告白。両親や事務所のトレーニング担当に「デビューしたくないです」と何度も訴えたという。
練習生がデビューを拒否するという衝撃エピソードにイ・ムジンはびっくり。そんなイ・ムジンの様子を見たテミンは「狂ってたんです。線を越えてました」と笑い、「幼かったのでそんなことも知らず、準備が整って『僕がもっと堂々とできるようになった時、準備ができた時にデビューしなければいけないのでは?』と思っていた」と、デビュー拒否の理由を改めて語った。
しかし、両親と事務所の助けと説得のおかげで、その後テミンは無事デビューを受け入れられるようになったという。
14歳という幼い年齢にもかかわらず、「準備が整っていないからデビューしたくない」という理由でデビューを拒否するという、パフォーマンスへの意識が高い彼らしいエピソードに、ファンからは感嘆の声が上がっている。