TOMORROW X TOGETHER ボムギュが、メンバーの価値観にプレッシャーを感じていたことを告白した。
10月27日、Weverse Magazineはボムギュのインタビュー記事を公開した。彼はインタビューを通して、TOMORROW X TOGETHERがここ2年で行ったワールドツアー『Act: Lovesick』(2022)、『Act: Sweet Mirage』(2023)開催時の正直な心境を打ち明けた。
実はボムギュ、2022年のワールドツアー時、深刻な体調不良に悩まされていた。コンディションが優れず、ローリングストーンズ誌のインタビューやアトランタ公演、バンコク公演を途中で断念しており、ファンは彼の健康状態を心配する声を上げていた。ボムギュはこの出来事で非常に悔しい思いをしていたようだ。「『僕が元気じゃなければ、いくら高いところに上がっても意味がないんだな』ということをものすごく感じていた」と、当時の正直な心境を打ち明けた。
ボムギュが深刻なスランプに陥る一方で、他メンバーたちはTOMORROW X TOGETHERのさらなる進化に野心を燃やしていた。メンバーのヨンジュンとテヒョンは、BTS(防弾少年団)シュガの番組『シュチタ』を通して「僕たち2人は頂点に行きたいという目標を持っている」と告白。しかし、この2人のビジョンがボムギュにとっては負担だったという。
ボムギュは当時のことについて「内心ヨンジュンさんとテヒョンさんの望みがプレッシャーでした」と告白。「僕はただ些細な日常で感じる幸せがもっと大切な人ですが、メンバーたちはトップに上ってこそ幸せを感じると言うんです。どうしようもないですよね」と、メンバーの間で大きな価値観の違いが生じていたことを明らかにした。
しかしボムギュは、長年苦楽を共にしてきた“もう一つの家族”のように大切なメンバーたちの思いを無下にすることはできなかったようだ。彼はつらい心境をぐっと飲みこみ、TOMORROW X TOGETHERとしての幸せを追求する覚悟をしたという。
「僕たちはグループじゃないですか。お互いの幸せのために走っているわけじゃないですか。受け入れて言いました。グループだから僕も一緒に成し遂げたいと。『メンバーたちが望むなら一緒に努力する。一生懸命頑張って上がっていこう』と」(ボムギュ)
大好きなメンバーたち、そしてTOMORROW X TOGETHERのために一大決心をして挫折を乗り越えたボムギュのエピソードに、ファンは感激の声を上げている。