『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』に出演中の練習生 櫻井美羽が、自分の存在がチームワークを乱してしまうのではないかと悩む姿を見せた。
10月26日、サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の第3弾『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』の第4話が、映像配信サービス「Lemino(レミノ)®」にて放送された。この番組で練習生たちは、歌やダンスなど、さまざまなミッションに挑戦。国民プロデューサー(視聴者の名称)による国民投票によって勝ち残る者が決定し、最終的にデビューできるのは、たった11名の練習生のみだ。
今回のエピソードでは、グループバトル後半戦の模様が公開された。今回放送されたのは、NewJeansの「Hype Boy」、IZ*ONEの「FIESTA」、TWICEの「CHEER UP」、Perfumeの「TOKYO GIRL」、そしてSPEEDの「Body & Soul」2組のステージだ。
今、「Body & Soul 」2組に所属する櫻井美羽が、メンバーたちと本音でぶつかる姿が話題を集めている。櫻井は、NiziUを輩出したオーディション番組『Nizi Project』やKep1erを輩出した『Girls Planet 999 : 少女祭典』に出演した経験があり、過去にはNewJeansのメンバー候補生として練習生をしていたことも。知名度の高さから、放送前から大きな注目を浴びていた。
そんな櫻井は、今回のグループバトルで、自分の存在がチームワークを乱してしまうのではないかと悩んでいたようだ。フォーメーションについて相談している際には、加藤心の言葉に「あの…そうじゃなくて…」と言葉をつまらせたり、練習中にチーム名の話題を振った山本すずに「なんか、聞く気ないよね…? たぶん…」と返し、チームを気まずくさせてしまったりと、どこかメンバーとかみ合わない様子を見せた櫻井。彼女は「『ここが嫌だった』って言ってくれたらごめんってなるけど、ここだと何気なく言ったことによって考えさせちゃう」と心境を吐露し、メンバーと距離を置いて1人で練習する姿を見せた。
練習中も暗い表情を浮かべたままの櫻井。そんな異変に気づいた加藤が「どうした? 体調悪い?」と声をかけると、櫻井は「もうやだ…」「チームで私が何やればいいかわかんない」とぽつり。インタビューでは、「私が選んだチームなのに、自分がこのチームにいる意味あるのかなってと思ってしまって…」と涙してしまった。
[PR]櫻井はダンスレッスンの後、ダンストレーナーを務める仲宗根梨乃に「チームの子は本当に優しいのに、私はチームでつらい子がいてもどうしてつらいのかみんなより察知できない」「チームワークを乱してしまうんじゃないかなと思う」と相談した。仲宗根は「違うことをする自分と怖がらないで向き合おう」「日本に逃げてここでデビューしようとすんなよ。そんな甘いことでもないからね」「周りにオープンハートでめちゃくちゃぶちかましてるやついるから、そこをありがたく思って自分に取り入れて」とアドバイス。号泣する櫻井を抱きしめながら、「あなたまだ可能性があるからここにいるんだよ。できるよ」「あんたこんなもんじゃないよ」と言葉を贈った。
[PR]そんな仲宗根のアドバイスやメンバーたちの支えを受け、気持ちを新たにした櫻井。その後の練習で、櫻井はメンバーたちと本音で話し合うことに。山本から「たまにキツいかなって言葉もあって…。でも美羽ちゃんが悪気があって言ってると思ってなかったらこそ、グッとしてた部分がけっこうあったから…」と打ち明けられると、「それは本当に本当にごめん。悪気ありなしに関係なく、それは私が悪いと思う」と反省。「聞こえているのに機嫌悪くて無視しようとかじゃなくて、いろいろずっと考えちゃって…」「無視していたのに気づいてなかった。本当にごめんね」と誤解を解き、メンバーたちと正面から打ち解ける姿を見せた。
#4 ハイライト┊SPEED ♫ Body & Soul ✧ 2組 [グループバトル]
本番では、まるでデビューしたグループのようなパフォーマンスを見せた2組。その結果、2組は最も多くの票を獲得し、16チームの中で1位という華々しい成績を残した。自分を見つめ直し、メンバーたちと心からつながる櫻井の姿に、多くの国民プロデューサーが胸を打たれたようだ。