ATTRAKTが、韓国のテレビ放送局 JTBCとタッグを組み、新ガールズグループを誕生させるオーディション番組を制作する。
10月25日、ATTRAKT側の関係者はStarNewsに、明日(26日)にATTRAKTのチョン・ホンジュン代表とJTBCが、新ガールズグループオーディション番組制作のためのMOU(了解覚書)を締結すると明かした。
また今回の新人ガールズグループのグループ名、メンバーの人数、デビュー時期など、具体的な内容はまだ決まっておらず、今後のプログラム制作を通じて決定されるという。
ATTRAKTは、“中小ドルの奇跡”とも呼ばれ、一躍人気アーティストの仲間入りを果たしたFIFTY FIFTYが所属していた事務所だ。
FIFTY FIFTYは2022年11月に設立からわずか1年半弱の中小事務所ATTRAKTからデビューを果たした。今年2月にリリースした楽曲「Cupid」がいきなり世界的ヒットを記録。同曲は「MTVビデオ・ミュージック・アワード」や「MTVヨーロッパ・ミュージック・アワード」にノミネートされ、さらには映画『バービー』のサウンドトラックに参加するなど大飛躍をみせた。しかし、6月にメンバーがATTRAKTに専属契約効力停止処分申請を提出。法的紛争が勃発し、10月にメンバーのセナ、シオ、アランの3人が専属契約を解除。キナだけが事務所にもどる形となり、FIFTY FIFTYは事実上の解散となった。
【動画】FIFTY FIFTY (피프티피프티) – ‘Cupid’ Official MV
これに先立ってATTRAKTは9月に新ガールズグループをローンチすることを予告していた。当時、チョン・ホンジュン代表は「会社を信じて支援してくれた投資家たちと現場でがんばっているスタッフたち、そして会社の未来のためにも引き続き新しいコンテンツを作っていかなければならないという宿命を持っている」、「新ガールズグループを含め、様々なプロジェクトで1歩1歩前進していく」と前向きな姿勢を見せ、一連の流れを知るファンからはあたたかい応援の声が寄せられた。