BTS(防弾少年団)の所属事務所・Big Hitエンターテインメント(以下Big Hit)の「メンタル管理」の体制が、業界の中でもロールモデルに値するレベルだと称賛を受け、話題になっている。
2013年のデビュー以来、飛ぶ鳥を落とす勢いで世界進出を果たしたBTS(防弾少年団)。今や知らない人はいないほどの世界的スターとなった彼らだが、今回注目が集まったのは、そんな彼らの精力的な活動をサポートするBig Hitのメンタル管理体制だ。
Big Hitの関係者は「内部のことは開示しないのが原則だ」と回答しているが、業界では、Big HitがBTS(防弾少年団)が本格的な人気を得る前の新人時代から、メンバーへのメンタルケアに気をつかってきたことで有名だ。Big Hitのパン・シヒョク代表は、はじめのうちからアーティストに対するメンタル管理の必要性を感じ、投資をしてきたのである。
業界の関係者は、Big Hitのメンタル管理体制について「一般的な事務所は、アーティストが人気を得た後、メンタル管理に気をつかい始める。Big Hitは違う。そこが他の事務所との差別化ポイントだ」と、Big Hitの体制を評価した。
この関係者は「メンタル管理は精神的な側面の問題だ。常に気にしてあげなければならない」とし「いざ必要になって専門家に相談しても、本人が受け入れられない場合がある」と述べた。普段から専門家へ相談をし、精神的な診察を受けることに慣れていると、スターになってからも気兼ねなく心理的な問題を打ち明けられるようになる。一方、スターになって初めてメンタル管理を受けると、拒否感を感じてしまうことが少なくないという。
Big Hitは最近、メンバーのメンタルだけでなく、全体的なコンディションを管理するチームまで構成したと伝えられた。世界的スターとして、BTS(防弾少年団)がファンに素晴らしい姿を見せることに、このような所属事務所のメンタル管理体制が寄与した部分も大きいと推測される。
昨年10月、BTS(防弾少年団)とBig Hitが 、7年間という異例の長期間で再契約を結んだことが話題となったが、それだけ事務所の管理体制に対するメンバーの満足度が高いということだろう。
芸能人は職業上、些細な感情に敏感に反応してしまう。最近では、ガールズグループKARAの元メンバー、ク・ハラが心理的な問題により極端な選択をしたことで、世間に大きな衝撃を与えた。また、過去に自分自身が抱えていた精神的な悩みについて告白するアイドルも増えている。
デマ情報への対応などももちろんであるが、事務所がまずすべきことは、アーティストに対するメンタル管理だ。アーティストも同じ人間であり、様々な悩みを抱えながら生きている。安定した心で仕事をするためには、本人の努力だけでなく、所属事務所のサポートがなによりも大切なのだ。
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