FIFTY FIFTYのメンバー キナが、所属事務所ATTRAKTにもどる。
10月16日、韓国のメディア SPOTV Newsが報じたところによると、FIFTY FIFTYのキナは法的代理人を変更し、仮処分抗告の取り下げ書をソウル高裁に提出。その後、ATTRAKTに連絡し、「所属事務所にもどる」という意向を示したという。
FIFTY FIFTYのメンバー4人は、6月からATTRAKTに対し専属契約効力停止処分申請を提出し、法的紛争を続けている。9月に韓国のソウル中央地裁は、「FIFTY FIFTYが契約解除事由を十分に釈明できず、提出された資料だけでは所属事務所との信頼関係が破綻に至ったとは考え難い」と判断し、仮処分申請を棄却。これに対し、メンバーたちはただちに抗告し、ATTRAKTにもどらないという意志を明確にしていた。
しかし、突然、メンバーのキナが立場を変え、ATTRAKTにもどる意志を見せた。
この一連の流れについてEdailyは独占レポートを掲載。そこにはATTRAKTのCEOであるチョン・ホンジュンの声明も含まれており、キナが事務所を訪れ、謝罪した時のやりとりについて説明があった。現在、キナは身体的にも精神的にもとても疲れている状態だといい、チョン・ホンジュンは少し休んで自分を振り返るように言ったという。そして「勇気を出してもどってきてくれた彼女に感謝したい」と語り、再びATTRAKTとの歩みをスタートさせることを決意したキナに感謝の気持ちを伝えている。
一方、残りのメンバー3人は変わらず、抗告は取り下げないという。
FIFTY FIFTYは2022年11月に設立からわずか1年半弱の中小事務所ATTRAKTからデビュー。今年2月にリリースした楽曲「Cupid」が世界的ヒットを記録し、“中小ドルの奇跡”として大きな注目を浴びた。しかし、6月にメンバーがATTRAKTに専属契約効力停止処分申請を提出。法的紛争が勃発した。
そんな中、ATTRAKTは9月に新ガールズグループをローンチすることを発表しており、ファンからは応援の声が寄せられている。