(G)I-DLEが興味深い楽曲制作のプロセスを明かしている。
(G)I-DLEは、ガールズグループとしては珍しい自主制作アイドル。リーダーのソヨンが中心となって楽曲のコンセプトから作詞作曲を手がけており、2022年に発表した大ヒット曲「Nxde」は、ソヨンが事務所からの反対を押し切ってリリースした話はファンの間では有名だ。
【動画】(여자)아이들((G)I-DLE) – ‘Nxde’ Official Music Video
そんな(G)I-DLEのメンバーは、どのように楽曲制作を進めているのだろうか。彼女たちがインスピレーションを受けているものなど、制作の裏側をアメリカの人気のラジオ番組「The Zach Sang Show」で明かしている。
【動画】(G)I-DLE | HEAT, Queencard, I Do, Creative Process（該当シーンは2:31～）
(G)I-DLEの楽曲といえば、同世代の若者に勇気を与え、自己肯定感が上がる歌詞が特徴。共感性の高い強気な歌詞に励まされたというファンも多いが、楽曲を制作するにあたってメンバーたち自身が大きなインスピレーションになっているそうだ。
グループのメインプロデューサーであるソヨンは、まずメンバーの考えや伝えたいメッセージを理解することが重要だと考えているそう。こういったメンバーとの会話から着想を得ることが多いといい、(G)I-DLEの音楽を聴く人に伝えたいことをそのまま表現しているそうだ。
グループの楽曲を作る時はメンバーたちからインスピレーションを受けていると語るソヨン
ファンや自分たちの音楽を聴く人たちにメンバーが伝えたいメッセージを考えていると語るソヨン
ウギの場合は、すれ違う見知らぬ人や道を歩いている時に目にする光景など、日常の色んな場所からインスピレーションを受けているそう。楽曲制作へのヒントは意外と近くにあると明かしている。
ミンニは、ソヨン同様にメンバーや周りの人からインスピレーションを受けているそう。中でもウギが特にもとになっているといい、(G)I-DLEはお互いに音楽的な影響を与え合っていると続けた。最新ヒット曲「Queencard」もソヨンがウギからインスピレーションを受け、作ったそうだ。
【動画】(여자)아이들((G)I-DLE) – ‘퀸카 (Queencard)’ Official Music Video
また今回のインタビューで、ソヨンは意外な制作の過程を紹介。一般的に歌詞やメロディーから考えるという人が多いが、彼女はまず楽曲のタイトルを決めるそう。その後に、タイトルに合うメロディーを考え、最後に歌詞や細かい部分を決めると説明している。
曲を作る時はタイトルから決めると明かすソヨン
楽曲制作には様々な進め方があるが、(G)I-DLEの場合、最初にタイトルを決めることで、楽曲のテーマや方向性が明確になり、世界観がはっきりと表れた作品が完成するそうだ。
