NewJeansのメンバーたちが、好きな日本語について告白。高い日本語の実力を持つことで知られる彼女たちが心惹かれたワードとは、いったい何なのだろうか。
楽曲をリリースするたび、世界中のチャートを席巻するほどの熱い人気を博しているNewJeans。K-POPグループ完全体として初めて、eスポーツ最高峰の大会「League of Legends World Championship」のテーマ曲を歌うなど、その人気はとどまる所を知らない。
10月7日と8日、そんなNewJeansが、ぴあアリーナMMにて開催された日本コカ・コーラが協賛するイベント『Coke STUDIO SUPERPOP JAPAN 2023』に出演した。ステージに上がったメンバーたちは、1曲目でコカ・コーラとのコラボレーション曲「Zero」をライブ初披露。大ヒット曲「Hype Boy」とバンドバージョンで披露したり、MCでは流ちょうな日本語でファンに呼びかけたりと、圧巻のパフォーマンスとメンバーたちの愛らしさに、会場のボルテージは最高潮に達した。
そんなイベントにて、NewJeansがそれぞれのお気に入りの日本語について明かす場面があった。NewJeansといえば、K-POP第4世代の中でもトップクラスといえるほど、高い日本語の実力を持っていることでおなじみ。特にメンバー・ミンジの日本語力はたびたび大きな話題を集めており、日本語能力検定(JLPT)のN2を取得しようとしたり、NHKの音楽番組「NHK MUSIC EXPO2023」に出演した際には、共演した新しい学校のリーダーズのSUZUKAと流ちょうな日本語で会話したりと、並外れた実力にファンからは驚きの声が殺到。まるで先生のようにメンバーに自然な日本語を教える姿に、ファンはいつも感動している。
そんなミンジは、自身の好きな日本語を「気」だと明かした。ミンジはその理由を「気という漢字が好きなのですが、漢字一文字でいろんな意味があることが不思議です」と話し、気という漢字が持つ独特の雰囲気に魅了されていると告白。ハニは、中学生の頃日本語を学んでいる際に知ったという「牛」をチョイス。彼女にとって「牛」はかなりインパクトのある言葉だったようで、今でも記憶に残っているそうだ。
ヘリンはこの質問に「ネコ」と「イチゴ」を挙げ、発音のかわいらしさが気に入っていると説明。彼女にとって「ネコ」と「イチゴ」は、日本語と言われるとなぜかいつも思い浮かぶ言葉だそうだ。ダニエルは「望み」という日本語が気に入っていると話し、最初は言葉の響きがかわいくて気に入ったものの、希望という意味を持つことを後から知り、より好きになったと明かした。
そしてヘインは、お気に入りの日本語が「無理です」だと明かし、他のメンバーとは一味違った回答で笑いを誘った。ヘインにとって「無理です」は、なんと生まれて初めて聞いた日本語だったそう。昔、母親に難しい料理を作ってほしいとお願いしたときに言われた言葉だそうで、今でも記憶に残っているそうだ。
お気に入りの日本語1つひとつにも、それぞれの個性があふれていたNewJeans。特にヘインの「無理です」が面白すぎると、ファンはメンバーたちの愛らしい回答にほっこりしている。