BTS RM、韓国法医学会に1億ウォンを寄付!「寄付天使」の彼が行ってきた慈善活動の数々が再び話題に

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BTS(防弾少年団)RM(キム・ナムジュン)が、大韓法医学会に1億ウォン(約1100万円)を寄付したことが明らかに。彼が近年行っている慈善活動に改めて注目が集まっている。

9月26日、大韓法医学会は、RMが大韓民国の法医学の発展のために使ってほしいと1億ウォンを寄付したことを発表した。

大韓法医学会は、韓国における法医学研究や人材育成などを通じ、社会の安全や人権の保護、司法などに寄与してきた機関だ。しかし、韓国において現在活動している法医学者の数はわずか60人ほど。医師出身の法医学者志願者数は毎年たったの2、3人であるといい、著しい人材不足に悩まされている。

RMは、大韓法医学会を通じて「法医学者になる過程はとても難しいと聞いた。法医学の重要性について共感し、使命感で法医学者の道を歩いている方々を心から尊敬する」と述べると共に、「法医学者の養成と支援、法医学会の発展に少しでも報酬になることを願う」と伝えている。

RMの寄付金は、大韓法医学会の人材養成、学術研究、法医学制度改善事業などに使用される予定だ。大韓法医学会はRMに感謝牌を贈呈し、大韓法医学会名誉会員資格を付与する計画だと明らかにしている。

ちなみにRMの今回の寄付は、彼が以前出演した教養バラエティー番組『知っておいても役に立たない神秘的な人間雑学事典』で法医学者イ・ホ教授と縁ができたことがきっかけで実現したという。

RMが行った慈善活動はこれだけにとどまらない。彼は近年、韓国の文化・社会を豊かにするべく、多くの慈善活動を行っていることで知られている。

RMがこれまで行ってきた慈善活動

2019年には、聴覚に障害がある子どもたちが通うソウル・サムスンろう学校「聴覚障害を持つ生徒たちの音楽教育に役立ててほしい」と1億ウォンを寄付。学校関係者は「聴覚障害学生の音楽教育と芸術公演活動を拡大するために使用する計画」と明らかにした。

2020年には、彼の満26歳の誕生日を記念して、国立現代美術館 ソウル館(MMCA)に1億ウォン(約890万円)を寄付。RMの寄付金はアートに関連した入手困難となっている絶版本の復刻に使用された。復刻された本の一部は韓国国内の400の小学校、中学校、高校に贈られたという。

▼RMの寄付金で復刻・寄贈された本

2021年には、国外所在文化財団(OKCHF)に1億ウォンを寄付。寄付金は朝鮮王室の女性たちが婚礼服として着用したファロッ(華衣)の修復処理作業に使用された。修復処理を終えたファロッは、ソウル景福宮国立故宮博物館に展示された。

▼RMの寄付金で修復・展示されたファロッ

2022年にも彼は同財団に「全世界に韓国絵画の美しさを知らせるために使ってほしい」と1億ウォンを寄付した。

毎年欠かさず寄付活動を行うRMは、まさに「寄付天使」だ。彼がこれらの慈善活動を通して韓国社会に与えてきたポジティブな影響は計り知れない。彼の社会・文化に対する高い関心と、それを守るためのすばらしい善行の数々に改めて称賛の声が寄せられている。

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