TWICEのメンバー、ナヨン(イム・ナヨン)の債務不履行訴訟が終了。ナヨン側の勝訴となった。
この訴訟は、ナヨンの母親の元恋人A氏によって提起されたもの。昨年1月、A氏は「ナヨン側が借りた約6億ウォンを返すよう要求する」という内容で訴訟を起こしたが、敗訴となった。
9月19日、法曹界によると、ソウル東部地方裁判所は、A氏がナヨンとナヨンの母親を相手取って起こした貸与金訴訟で、A氏側に敗訴判決を下した。
判決文によると、A氏は2004年から2016年にかけて、ナヨン側に約5億3590万ウォンを送金したとのこと。裁判所はA氏が約12年に渡り、ナヨン側に5億ウォン以上を送金した事実、ナヨン側が家賃や学費、通信費などの名目で金を受け取った事実は認めたものの、これを法的に償還義務のある貸与金と認定するには証拠が足りないと判断した。
A氏は当時、アイドルの練習生であったナヨンがデビュー後にお金を返すことを約束したが、ナヨン側が約束を守らなかったと主張したとのこと。なお、A氏は1審敗訴後、控訴しなかった。
同日19日、ナヨンの所属事務所JYPエンターテインメントは、韓国メディアの取材に対して「すでに判決が確定し終結した件で、アーティストの芸能活動とは関係がないため、申し上げる言葉はない」と伝えた。また、「推測的な文などで、アーティストの名誉を毀損、侮辱する行為については、断固として法的措置をとる」と明かした。
ナヨンは2015年にTWICEとしてデビュー。TWICEはこれまで、さまざまな音楽番組で1位を獲得、またワールドツアーを成功させるなど、華々しい活躍を続けている。日本では、ドームツアーも開催、数々のメディアにも出演している。
またナヨンは、昨年2022年に「POP!」でソロデビューも果たしている。現時点(2023年9月19日)で、「POP!」のMVは再生回数が2億回を超え。ソロ歌手としての人気の高さも証明した。