MRが除去されたNewJeansのステージ映像が、現在SNS上で急速に拡散されている。
最近、あるYouTubeチャンネルに「ETAの激しいダンスを消化するNewJeans」というタイトルの映像がアップされた。映像には、8月11日に開催された合同コンサート「2023セマングム世界スカウトジャンボリーK-POPスーパーライブ」に参加し、パフォーマンスを行うNewJeansの姿が収められている。
雨が降る中、はじけるような笑顔を浮かべてヒット曲「ETA」を全力でパフォーマンスするNewJeans。「ETA」はテンポが速いうえ振付の動作も大きく激しいことで知られているが、なんとNewJeansはこの日、音源に被せる形で生歌まで歌っていた。話題を呼んでいる映像では、MRが除去(MR=Music Recorded 事前に録音された伴奏やボーカルなどを除去すること)されており、メンバーたちの生歌の実力が浮き彫りになっている。
ハードな振付に合わせてメンバーの歌声はかなり激しく揺れてしまっているため、映像には賛否両論のコメントが寄せられている。しかし、息が切れるような激しいダンスを踊りながらも決して歌唱を諦めず、全力で生歌に挑むさわやかな姿に称賛の声を上げるファンも多く見られる。
MR除去映像は、アイドルたちの歌唱力に関する批判的な声が集まりやすいコンテンツのひとつだ。もちろん今回のパフォーマンスにも否定的な反応は上がったものの、NewJeansに対する世間の目は比較的温かいものであるようだ。普段からはつらつとした健康的な姿、ステージを全力で楽しむ健気な姿で人気を集めているNewJeans。ノスタルジックでどこか懐かしさを感じるそのコンセプトも相まって、大衆からの好感度は非常に高く、まるで娘を見るような視点で彼女たちの活躍を温かく見守っているようだ。
▼ネットユーザーのコメント
「ダニエルの生歌は安定してるよ」
「NewJeansは何をしても称賛だけ受けるね」
「NewJeansはNewJeansだからよかった。他のグループだったら容赦なく実力論争が展開された。メンバーたちが幼いから見逃している」
「NewJeansはコンセプトの勝利」
「叩こうにも叩けない」