iKON BOBBY（バビ）が、麻薬容疑でグループを去った旧メンバーのB.Iに言及。彼を巡って対立するファンたちに苦言を呈した。
BOBBYは11日、自身のSNSを通して「B.Iは僕の兄弟だから、君の気持ちはわかる。次の世代の後輩たちに悪い影響を与えてしまったことは確かだが、それでも僕のB.Iへの愛は止めることができない」という文を掲載した。
B.Iは、iKONの元リーダー。音楽的才能にあふれたiKONの中心的メンバーで、グループの楽曲作成を担当するiKONの要のような人物だった。しかし2019年、麻薬容疑が報道されたことを受け、彼はグループを脱退しYGエンターテインメントとの専属契約も解除された。
この事件を受け、ファンの間では「iKONは7人（B.I含む）、OT7（One True 7）」派と「iKONは6人（B.I除く）、OT6」派の対立が起こるようになってしまった。
7人時代のiKON
今回BOBBYはこの対立に苦言を呈し、長年苦楽を共にしてきたB.Iへの愛情を伝えた。BOBBYは「あの子も自身が間違ってしまったことを知っている」とB.Iを擁護。「僕はファンたちが愛しているほどB.Iを愛している。彼がいいやつであることを忘れないで、反省の機会をあげよう。許すことは人間ができる最も尊いことだ」「これは7人支持、6人支持に関することではなく、政治的に利用しようとしているわけでもない。ただファンを理解する、という話だ。だからこの争いを止めてほしい」と、自身の率直な気持ちを伝えた。
しかし、これに対する一部ファンの反応は冷淡だった。あるファンは「iKONがうまくいかなかったのもB.Iのせいではないか。私たちが受けた傷はいったい誰が抱きしめてくれるのか」と訴えた。これに対しBOBBYは「iKONIC（iKONのファン名）には感謝しかない。iKONICがどれほど傷つき、僕たちのために涙を流し、食事ものどを通らないような状態で僕たちのために努力して、僕たちを愛そうと努力してくれたことを知っている」と答えた。
現在のiKON
これに続けてBOBBYは、「B.Iの行動を擁護しているわけではなく、私たちがiKONとしてそして僕たち6人として、7人支持、6人を支持、こんなことをやめようということ」「僕たちはもうB.Iに対する感情はなく、ただ一緒に人生を生きていく人の一人に過ぎない」と、B.Iとは完全に違う道を歩んでいることを強調した。
そしてファンに対し「申し訳ない。本当に深く謝罪する。iKONICが僕たちiKONのためにどれほど努力して血を流してグループのイメージをよくするために苦労したのか、よく知っている。ただ僕はファンたちが、愛するのも忙しいのに争う姿がとても心が痛かった」とその心境を吐露した。
