世界のトレンドをいち早く抑え、ファッションリーダーとしても大きな影響力を持つK-POPアイドル。斬新なデザインのものを身に付けたり、ブランドの最新アイテムを着用したり、華やかなステージ衣装で注目を集めている彼らだが、同じ衣装を着用していることもしばしば。なぜ、この衣装かぶりが起きるのか、と気になるファンも多いだろう。そんなファンの疑問に元Bladyのメンバー ティナが自身のYouTubeチャンネル「soobeanie_」の中で答えている。
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彼女によると、ブランドからスポンサーとして事務所に贈られたもの(SNSに写真を載せる)はアイドル自身が所有することができるそう。しかし、事務所の予算で購入された服は、将来、別のグループが着用することを想定し、保管されているという。場合によっては、すでに事務所にある服、いわゆるおさがりで衣装を用意するように言われることもあるそうだ。
これは衣服に限ったことではなく、なんと靴やアクセサリーなど、共有するには少し抵抗のあるものも含まれるそう。特にアクセサリーなどは、アイドルが着用した後にそのままバッグに戻され、クリーニングされずに、しばらく保管されることもあるそう。そのため、彼女はフィッティングの際には、必ずウェットティッシュを持ち歩いていたという。
さらに、衣服でも同じようなことがあるといい、ステージで着用した後、洗濯されないまま保管されたものを着なければならないこともあったそう。中には少し匂うものをあると衝撃の事実を明かしている。
毎度、新しい衣装を購入するよりは、複数のグループで着まわす方が環境にも社会にも貢献していると言えるが、洗っていない不衛生な衣装やアクセサリーを身に着ける必要はないのではないかと思う人もいるようだ。
ちなみに、K-POPアイドルの衣装の調達方法としては、事務所が直接購入するものやブランドからのスポンサーの他にも、スタイリストがデザイン・制作をするカスタム衣装という選択肢がある。