TREASURE ジフンが、YGエンターテインメント(以下YG)の月末評価に必要な準備についてレクチャー。彼が伝授する選曲のコツとは、いったい何なのだろうか。
8月17日、ジェジェがホストを務める大人気バラエティ番組「文明特急」に、メンバーのジフン、ジュンギュ、ヨシ、ジョンウ、ジェヒョクが出演した。ジェジェはこの日、YGの練習生というコンセプトで事務所を訪問。ジフンとジュンギュと共にまずは6階にある新人開発チームに向かい、練習生になりきってスタッフとあいさつを交わした。
そこでジェジェは、スタッフから月末評価に向けた準備をするべきだと指示を受けた。月末評価とは、どんな事務所の練習生も避けて通ることはできない制度で、1ヵ月に1回行われるテストのこと。練習生はここで個人曲とダンスを準備し、スタッフの前で発表しなければならない。月末評価とはつまり、練習生たちの実力を逐一チェックするための大事な試験だ。
厳しいトレーニングの成果を発揮しなければならないとあり、練習生たちにとって月末評価はまさに一大イベント。ここでの評価が、デビューへの足がかりになることは間違いないからだ。ジェジェの月末評価を準備するため、メンバーたちはさっそく練習室へ向かった。
練習生でありながら(?)、まだまだYGのシステムに適応できないジェジェ。そんなジェジェに、メンバーたちはYGに所属し、これまで何度も月末評価を受けてきたからこそわかるコツを伝授した。ジェジェの「どんな曲で準備したらいい?」という質問に、「うちの事務所の看板グループ BLACKPINK先輩の曲」と答えたジェヒョク。しかしジフンは、このアイデアに「リスクがある」と反対。彼の言うリスクとは、練習生の実力がBLACKPINKと比較されてしまうことだ。ジフンは「評価する方はBLACKPINK先輩を作ってるので、弱みがもっと見えるかもしれない」と分析し、同じYG所属のアーティストは避けた方がいいと有益なアドバイスを送った。
さらにジフンは、「YGでは大体、歌はNe-Yo、Trey Songs、Usher」と話し、YG練習生の月末評価の選曲の傾向を暴露。これにジェジェが「Ne-Yoは私のスタイルじゃない」と不満を漏らすと、ジフンは即座に「ならNot YGです!」と憤慨し、ジェジェのスタイルはYGに合っていないとキッパリ否定した。
ジェジェが代替案としてサム・スミスの「Unholy」を提案した際も、ジフンは「そのようなオペラサウンドは不利です」と指摘。ジェジェの月末評価を成功させるため、YGという唯一無二のスタイルを持つ事務所の傾向を把握しながら、選曲のコツをしっかり伝授したのだ。
(SUB) 1⃣ YG 練習生一人当たり1億をかけるそうだが… 私が体験してみます / [文明特急 EP.304](該当シーンは11分25秒頃~)
これまで厳しい月末評価を乗り越えてきたからこその、ジフンのこのアドバイス。デビューをかけた月末評価では、ただ歌やダンスの実力を伸ばすだけでなく、事務所の傾向やスタッフの経験を踏まえたうえでどんな歌を選ぶか、ということも大事になってくるようだ。