RBW初のファミリーコンサート『RBW 2023 SUMMER FES〜Over the Rainbow〜』 日本公演に豪華アーティスト総勢47名が大集結! 多彩なステージで観客を魅了【オフィシャルレポート】

『RBW 2023 SUMMER FES〜Over the Rainbow〜』((c)RBW / 撮影:冨田味我、瀬谷壮士) NEWS
『RBW 2023 SUMMER FES〜Over the Rainbow〜』((c)RBW / 撮影:冨田味我、瀬谷壮士)

2023年8月19日(土)と20日(日)の2日間に渡り、RBW初のファミリーコンサート「RBW 2023 SUMMER FES〜Over the Rainbow〜」の日本公演が東京ガーデンシアターで開催された。

「RBW 2023 SUMMER FES〜Over the Rainbow〜」日本公演には、B1A4、MAMAMOO+、OH MY GIRL、VROMANCE、ONF、LEE CHAE YEON、ONEUS、ONEWE、PURPLE KISS、MIRAE、RBW Trainee NewIDまで、RBW、WMエンターテインメント、DSPメディアに所属する全11組総勢47名が参加し多彩なステージで観客を魅了した。

オープニングアクトには、オーディション番組BOYS PLANETに出演し人気を得た日本人メンバーのヒロトを含む、5人のRBW所属の練習生たちで結成されたNew IDが登場。この日がチームとして初のお披露目ステージとは思えないほど、息のあったフレッシュなパフォーマンスで会場を沸かせた。

本編最初に登場したONEUSは、力強いダンスと圧巻の高音が印象的な「COME BACK HOME」で華やかにスタートを切ると、最新曲「ERASE ME」ではダイナミックなダンスブレイクで盛り上げる。「皆さんを韓国旅行に連れて行く曲です」と紹介した後に披露したのは、韓国の伝統楽器の音色とメロディーラインが特徴的な「LIT」。扇を使った幻想的ながらパワフルなパフォーマンスで、観客をONEUSの世界に引き込んだ。5月に膝を負傷したSEO HOは一部着席してのパフォーマンスとなったが、ラストの「No diggity」では花道の先のステージに一緒に移動しダンスを披露。5人の完全体での全力パフォーマンスが楽しみになる時間だった。

(c)RBW / 撮影:冨田味我、瀬谷壮士

続いて登場したのは、リーダーのJUNHYUKが怪我から完全復活した7人組ボーイズグループのMIRAE。7月に発表したばかりの新曲「JUMP!」の日本初パフォーマンスからスタートすると、ポップなグラフィティ映像にぴったりの楽しいパフォーマンスで観客のテンションもアップ。「JUMP!」と同様に日本では初披露となった「GIRL」は、思わず体を動かしたくなってしまう軽やかなリズムにのせて可愛らしい恋心を歌った楽曲で、夏の暑さを忘れさせてくれる爽やかなメロディが心地よく響いた。ラストは、中毒性抜群のサビの掛け声を練習してからスタートした「Marvelous」のポップでパワフルなパフォーマンスで会場が一つに。見ているうちに思わず笑顔になってしまう、そんなMIRAEらしいステージで楽しませてくれた。

(c)RBW / 撮影:冨田味我、瀬谷壮士

今回の出演者の中で唯一のソロアーティストであるLEE CHAE YEONは、昨年10月に発売したソロデビュー曲「HUSH RUSH」と、「Aquamarine」を続けて披露。IZ*ONE時代からその素晴らしいダンスの実力が知られていたLEE CHAE YEONとダンサーとの息のあったパフォーマンスには、貫禄すら感じるほどなのだが、MCでは3年ぶりの日本とは思えないほど完璧かつ可愛らしい日本語で和ませ、オンオフのギャップの魅力が爆発。ラストはTikTokでのダンスチャレンジを通じて大ヒットした「KNOCK」で会場を盛り上げた。

(c)RBW / 撮影:冨田味我、瀬谷壮士

続いて登場したのは、2021年にデビューした6人組ガールズグループのPURPLE KISS。デビュー曲でスペイン語で「毒」という意味を持つ「Ponzona」のパフォーマンスからスタート。続けて披露した「Sweet Juice」と共に、クラシックかつ夢幻的なサウンドの2曲を抜群のパフォーマンス力で披露し、童話を見ているようなPURPLE KISSの世界観に引き込む。ラストに披露したのは、中毒性抜群のサビのメロディと思わず一緒に踊りたくなる振り付けで韓国でもロングヒットした「Zombie」。PURPLE KISSの持つ可愛らしさも堪能できる楽曲で楽しい雰囲気でステージを終えた。

(c)RBW / 撮影:冨田味我、瀬谷壮士

韓国の有名オーディション番組出身のPark Jang Hyun、Park Hyun Kyu、そしてLee Hyun Seok の3人が参加したVROMANCEは、「We haven’t broken up yet 」と「Flower」の美しく壮大なバラード2曲を披露。Park Hyun Kyuはこの公演のために準備してきたという日本語とアカペラも披露するなどサービス精神抜群。軽快なトークでも観客の心を掴んだ。

5人のメンバーが6月末に除隊し6人グループとして活動を再始動させたONF。大ヒット曲「Beautiful Beautiful」の印象的なイントロが始まると会場から大歓声があがり、「自分の美しさを感じてほしい」というメッセージとメンバーたちのエネルギーまで伝わってくるパフォーマンスで最初からアクセル全開。ファンからの人気が高い「All Day」では、6人の個性的なボーカルに合わせパレードのように盛り上がりながら、楽しそうにステージを駆け回るメンバーの姿が印象的だった。「新しいアルバムを準備しているので楽しみにしていてください!」と日本人メンバーのUの紹介を挟んでラストは、ONFの代表曲の1つ「We Must Love」。この日を待っていたファンとの再会も果たし、これからのONFの活動が楽しみで仕方なくなる、そんなパフォーマンスで魅了した。

(c)RBW / 撮影:冨田味我、瀬谷壮士

トロピカルなフラワーモチーフの衣装で登場したOH MY GIRLは、7月末に1年4ヶ月ぶりに発表した最新曲「Summer Comes」と、「Celebrate」のパフォーマンスからスタート。OH MY GIRLだけの明るいエネルギーが盛り込まれた、暑さを吹き飛ばすサマーソングで会場を盛り上げた。久々の来日とは思えないほど流暢な日本語での曲紹介に続いては、花道先に設けられたステージで中毒性のあるサビのフレーズと真似したくなるダンスで大ヒットした「Dolphin」を披露し会場は大盛り上がり。メンバー同士の仲の良さが伝わる可愛らしいMCを挟んでのラストは、ポップなダンス曲で大ヒットした「Dun Dun Dance」。デビューから変わらない明るいエナジーを届けるステージで観客を楽しませた。

(c)RBW / 撮影:冨田味我、瀬谷壮士

SolarとMoon ByulによるMAMAMOO初の公式ユニット、MAMAMOO+のステージは、1stシングルの「GGBB」からスタート。ダンサーとのコミカルなダンスも楽しい楽曲を圧巻のボーカルで魅せ、ミュージカルを見ているかのように感じるほど。「Dingga」に始まり、「HIP」、「Decalcomanie」の3曲のMAMAMOOメドレーは、SolarのパワフルなボーカルとMoon Byulのクールなラップが際立つ盛り上がらない訳がない超お得なメドレーで、会場は熱狂の渦に。Solarが制作にも参加したダンスポップソロ曲「HONEY」、Moon Byulのポップな魅力があふれるソロ「C.I.T.T」に続いてラストは、MAMAMOO+として8月頭に発表したばかりの新曲「dangdang」のパフォーマンスを日本初披露。ウサギダンスなどの息ぴったりのペアダンスも楽しいサマーソングで、会場から聞こえるサビの大合唱に2人とも嬉しそうにファンと目を合わせていたのが印象的だった。

大歓声に迎えられて登場したのは、SANDEULの除隊後初の3人でのステージとなったB1A4。1曲目は大ヒット曲でB1A4だけのユニークな世界観を表現した曲の日本語バージョン「イゲ ムスン イリヤ ~なんで?どうして?」。ブランクがあったとは思えないSANDEULの伸びやかな歌声に、CNUの優しい歌声、GONGCHANのラップも加わり、やっぱりB1A4の曲は良い!と思った方も多いのではないだろうか。CNUが制作に参加した楽曲で抒情的なメロディが心地よい「Like a Movie」に続いて、再びB1A4だけの楽しい世界観の「おやすみ good night」で会場を1つにすると、ラストには名バラード「Only One」を披露。3人の美しい歌声に涙を浮かべるファンの姿も見られ、感動的なステージとなった。

グループステージラストに登場したのは、RBW所属の唯一のバンドONEWE。HA RIN、DONG MYEONG、GIUKの3人でのステージとなったが、「Montage_」に始まり、ONEWEのグループアイデンティティの1つである”宇宙”を象徴する3曲「STAR + Regulus + Universe_」では、バンドならではのアレンジメドレーを披露。ラストの「Veronica + Eraser」ではDONG MYEONGがショルダーキーボードで動きながらパフォーマンスするなど、生バンドならではの大迫力のサウンドでその実力を見せつけた。

再び登場したNewIDによるMIRAEの「KILLA」、B1A4の「Beautiful Target」など先輩アーティストの曲のダンス曲メドレーに続いては、ファミリーコンサートでしか見られないコラボレーションステージのコーナーへ。

Solar(MAMAMOO)・HYOJUNG(OH MY GIRL)・Na Go Eun(PURPLE KISS)の、ボーカルの実力を誇るメンバー達によるスペシャルステージではLITTLE MIXのヒット曲「Woman Like Me」を披露し、パワフルな歌声で観客を圧倒。続くPark Hyun Kyu(VROMANCE)・HYOJIN(ONF)・SEO HO(ONEUS)・Dong Myeong(ONEWE)・LIEN (MIRAE)の各グループが誇るメインボーカル5人は、東方神起の名バラードで難易度も非常に高い楽曲として知られている「Love In The Ice」をこの日限りの日本語バージョンを完璧なハーモニーで披露し観客を驚かせた。

ダンスパフォーマンスと表現力に定評のあるLEE CHAE YEONとHWAN WOONG(ONEUS)は、挑発的なパフォーマンスで当時も大きな話題となったTrouble Makerの「Now」を披露し、セクシーかつ力強いパフォーマンスで圧倒すると、PURPLE KISSはONEUSの「Valkyrie」などのハードなダンスはもちろん、OH MY GIRL「The Fifth Season」の爽やかなダンスまで11曲のダンスメドレーで、パフォーマンス力の高さを見せつけた。

3時間を超える公演の最後は、出演者全員がステージに上がり、KARAの「ミスター」、B1A4の「O.K」、MAMAMOOの「Um Oh Ah Yeh」を大合唱。豪華&実力派アーティスト11組総勢47名が大集結した「RBW 2023 SUMMER FES〜Over the Rainbow〜」日本公演を華やかに締め括った。

公演概要

タイトル:RBW 2023 SUMMER FES〜Over the Rainbow〜
日時:2023年8月19日(土) 15:30開場/17:00開演
2023年8月20日(日) 13:30開場/15:00開演

セットリスト

En Garde / New ID
COME BACK HOME / ONEUS
ERASE ME / ONEUS
LIT / ONEUS
No diggity / ONEUS
JUMP! / MIRAE
GIRL / MIRAE
Marvelous / MIRAE
HUSH RUSH / LEE CHAE YEON
Aquamarine / LEE CHAE YEON
KNOCK / LEE CHAE YEON
Ponzona / PURPLE KISS
Sweet Juice / PURPLE KISS
Zombie / PURPLE KISS
We haven’t broken up yet / VROMANCE
Flower / VROMANCE
Beautiful Beautiful / ONF
All Day / ONF
We Must Love / ONF
Summer Comes / OH MY GIRL
Celebrate / OH MY GIRL
Dolphin / OH MY GIRL
Dun Dun Dance / OH MY GIRL
GGBB / MAMAMOO+
MAMAMOOメドレー / MAMAMOO+
HONEY(Solarソロ) + C.I.T.T(Moon Byulソロ) / MAMAMOO+
dangdang / MAMAMOO+
イゲ ムスン イリヤ ~なんで?どうして?/ B1A4
Like a Movie / B1A4
おやすみ good night / B1A4
Only One / B1A4
Montage_ / ONEWE
STAR + Regulus + Universe_ / ONEWE
Veronica + Eraser / ONEWE
ダンス曲メドレー / New ID
Woman Like Me(原曲:LITTLE MIX) /Solar(MAMAMOO)・HYOJUNG(OH MY GIRL)・Na Go Eun(PURPLE KISS)
Love In The Ice(原曲:東方神起) / Park Hyun Kyu(VROMANCE)・HYOJIN(ONF)・SEO HO(ONEUS)・DONG MYEONG(ONEWE)・LIEN (MIRAE)
Now (原曲:Trouble Maker) / LEE CHAE YEON・HWAN WOONG(ONEUS)
ダンス曲メドレー / PURPLE KISS
ミスター(KARA) + O.K(B1A4) + Um Oh Ah Yeh(MAMAMOO) / ALL

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