8月20日(日)にパシフィコ横浜で、『XIA Fanmeeting Tour <COCOTIME>:The 20th Anniversary』の横浜公演が行われ、多くのファンが会場に駆けつけた。
8月12日(土)大阪公演からスタートし、8月26日(土)、27日(日)のソウル公演、9月3日(日)の名古屋公演まで続く『XIA Fanmeeting Tour <COCOTIME>:The 20th Anniversary』は、2003年に韓国で歌手デビューして以来、多くの人々から愛されるアーティストであり、2010年以降はミュージカル俳優としても大活躍中のキム・ジュンスが、デビュー20周年記念に行っているファンミーティングツアー。
横浜公演の1曲目は、2012年に発表した初ソロシングルで全編英語歌詞の「Uncommitted」のステージからスタートした。オリエンタルかつ神秘的なサウンドと、ジュンスの優しい歌声がマッチした楽曲で、会場から大歓声があがると、デビュー初期から何度も仕事を一緒にしているという古家正亨が登場し、ファンミーティングが本格的にスタートした。
これまでの歩みを振り返るトークコーナーでは、横浜夜公演にジュンスのご両親が来場していたこともあり、双子の兄と共に毎日外で遊びケガが絶えなかったが、苦労していた両親の姿を見ていたので、反抗期もなく自分が今考えてもとても育てやすい子だったと思う、と語ったジュンスの子供時代についての真偽をご両親に直接確認したりと和やかな時間が流れた。
デビューからこれまの貴重映像や写真と共に振り返る“映像写真展“コーナーでは、韓国でトップアイドルグループとして地位を築いていながらも、2005年からスタートした日本活動では、全国のラジオ局をプロモーションで周ったり、小さな会場で公演をしたりと慣れない環境の中で新人J-POP歌手としてデビューし、紅白歌合戦に出場するまでになった当時の思い出を映像と共に振り返った。
各会場ごとに異なる曲を準備したというカバー曲コーナーでは、これまで多くの日本の曲をカバーしてきたジュンス自身がとても好きだという、中島みゆきの「空と君とのあいだに」とスキマスイッチの「奏」の2曲をアコースティックバージョンで披露。とても大切な曲だという「PROUD」まで、日本語の意味を理解し感情を込めることができるジュンスならではの、日本語曲のステージに涙を浮かべる観客の姿も多く見られた。
▼[COVER] スキマスイッチ 「奏」Cover by キム・ジュンス(XIA)
その後も愛蔵品をプレゼントしたり、輪投げ、けん玉、ピンポン玉入れなど5種目を99秒でクリアするミッションコーナーでミラクルを連発したり、会場で募集したファンからの質問にほぼNGなしで答えたりと、サービス精神旺盛なジュンスらしいコーナーも盛りだくさん。
日本のファンミーティングのために準備したという「Yesterday」日本語バージョンや、8月22日発売される新曲で13年ぶりに発表する日本語バージョンも収録した「Red Diamond(Japanese ver.)」では、これまでの20年間の感謝の気持ち、そしてこれから先の未来への想いを込めたステージに、会場中に感動が広がった。
▼キム・ジュンス(XIA)「Red Diamond」MV ※8/22 18:00プレミア公開
「この20年間は奇跡だと思っています。諦めたくなった時期もあったんですが、その度に皆さんに会えたから、もう少し頑張ったら今は出来ないことも、いつか出来るようになるんじゃないかと希望を持てたんだと思います。苦しい時期も支えてくれた皆さんへのお礼は、いつまでも歌い続けることだと思います」とファンへの想いを正直に伝えたジュンス。さまざまなことを経験し乗り越えてきたジュンスとファンの強い絆を感じる、そんなファンミーティングだった。
公演概要
「XIA Fanmeeting Tour <COCOTIME>:The 20th Anniversary」横浜公演
日時:2023年8月20日(日)
昼公演13:00開場/14:00開演
夜公演17:00開場/18:00開演 ★レポート公演
会場:パシフィコ横浜 国立大ホール
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