NewJeansが、新曲「ETA」のパフォーマンスに苦戦する姿を見せた。最高のステージのため頭を悩ませる彼女たちのプロフェッショナルさに、注目が集まっている。
楽曲をリリースするたび、世界中のチャートを席巻しているNewJeans。新ミニアルバム『Get Up』は、アメリカの主要音楽チャート「ビルボード」の最新の週間アルバムチャート「ビルボード200」で初登場1位を獲得。NewJeansが同チャートにランクインするのは初めてのことで、彼女たちは初チャートインにして初登場1位を獲得するという快挙を達成した。
そんなNewJeansが、アルバムのトリプルタイトル曲の1つである「ETA」のパフォーマンスにどれだけ情熱を注いだか、その努力が話題となっている。「ETA」といえば、Appleの「Shot on iPhone」キャンペーンの一環として、MVが全編iPhone Pro 14で撮影されるという画期的なアイデアが話題となった楽曲。8月3日には、NewJeansの公式YouTubeチャンネルに、そんな「ETA」の振り付け練習をおさめたビハインド映像が公開された。
NewJeans (뉴진스) ‘ETA’ Official MV
パフォーマンスディレクターの「みんなのアイデアを入れたらより意味のあるものになる」という言葉で、オリジナルの振り付けを考えることになったNewJeans。いざ音楽がかかると、メンバーたちはそれぞれ体を動かし、自分たちだけの振り付けを考えることに苦戦。思いつくままに動いてみるものの、これだ! と思うダンスが思い浮かばない様子で、頭を悩ませてしまった。
そんな中でも、パフォーマンスディレクターとアイデアを整理し、キャッチーなオリジナルの振り付けを誕生させたNewJeans。無事に振り付けが完成したことで、メンバーたちは練習に集中。一度聴けば耳から離れない中毒性を持つ「ETA」のダンスは、メンバーたちにとってかなり体力を消耗するパフォーマンスだったようだ。気になる動きや不安な部分を随時確認しながら、一切妥協することなく練習とモニタリングを繰り返したメンバーたち。途中、ミンジとヘインは足をぺちぺちと叩き、「軽くなって」「しっかりして」と酷使した足に気合いを入れる姿を見せた。
毎日変わらず練習室を訪れ、「ETA」のダンスにさらに磨きをかけたNewJeans。つかの間の休息時間になると、メンバーたちは水を求め、息を切らしながら次々とカメラのもとを訪問。ヘインは「呼吸困難になるダンス『ETA』!」とレビューし、そのハードさを的確に伝えた。
さらにミンジは、iPhoneを持って自分たちでエンディングを撮影する際、手のひらが画面に映らないようiPhoneの向きを変えることにも苦戦。モニタリングをして自身の手のひらが映ってしまっていることを確認すると、どうiPhoneを回転させてセルフィーを撮るか、その動きをパフォーマンスディレクターと共に入念に話し合ったのだ。ただでさえ激しいパフォーマンスをこなしている最中にもかかわらず、最後に自分の手が映らないようiPhoneでエンディングを撮影するという大仕事が待ち受けているとは、並大抵の体力と精神力では乗り越えられないことだろう。
[Making Jeans] NewJeans (뉴진스) ‘ETA’ Dance Practice Behind
日々練習を重ねながら、1つひとつの課題を確実にクリアしていったNewJeans。ハードな振り付けに苦戦しながらも、完ぺきなステージのため一切妥協しない姿がさすがだと、スーパールーキーのプロフェッショナルさにファンは感動している。