HKT48の宮脇咲良が、グローバルアイドルグループ IZ*ONEのメンバーとして活動拠点を韓国に移し、以前とはガラリと雰囲気が変わったことが話題となった。
時期が違えど、写真を見ればその違いは一目瞭然だ。やはり、日本と韓国のメイクの違いがその理由だと思われる。
そこで本日は、韓国アイドルのメイクアップ担当者に聞いた話をもとに、韓国のメイクの特徴を3つまとめてみようと思う。
韓国メイクの特徴~リップ
韓国のメイクといえば、グラデーションリップが定番だ。ファンデーションで唇の輪郭を消し、薄い発色のカラーで全体的に色味をつけ、最後に濃い発色の色を内側にのせる。
以前はウォーターティントという、発色が強く水のようなティントが流行ったが、水分量が多すぎるため乾燥すると唇の縦しわに着色し、後からボサボサになることがあった。
最近は軽いテクスチャーのマットタイプのティントや、乾燥しにくさを重視した最新型のティントなどがよく使われているそうだ。さらに最新の情報だと、夏に向けマットより艶のある商品の販売が始まっており、売り上げが伸びているという。
▼IZ*ONE X colorgram:TOK
韓国メイクの特徴~チーク
韓国では、チークをつけないか「よく見るとついてる」くらいの薄いチークが好まれていた。とにかく人形のように真っ白な顔が好まれていたからである。しかし最近は、チークを楽しむようになってきた。オレンジ系で少しブラウン味のあるチークが好まれているそうだ。
▼国民的歌手IU(2015年10月 → 2018年10月)
▼オレンジチークを活かしている
韓国メーク~ハイライト
顔の立体感とツヤ感を演出するハイライト。一般的には額、鼻すじ、頬、瞼の中央に使用される。韓国では、縦に長い輪郭を好むということで、人中にハイライトを入れるそうだ。日本ではシェーディングを人中に入れ、短くみせることで童顔にしようとするのだが、これはとても驚きの事実だった。だが韓国でも、人中が明らかに長い場合はシェーディングを入れるようだ。適度な長さが大切だ。
まとめ
以上、韓国アイドルのメイクアップ担当者に聞いた、韓国メイクの特徴を紹介した。違いを挙げればキリがないのだが、この3点は新しい情報だったのでシェアすることができ、嬉しい限りだ。