n.SSignは、昨年開催された日韓男女グローバルオーディション『青春スター』から誕生したボーイズグループ。『青春スター』は、世界中から厳選された男女総勢108名の参加者が「アイドル派」「ボーカル派」「シンガーソングライター派」に分かれてデビューを賭けた熾烈な戦いを繰り広げる番組。番組を最後まで勝ち抜いた「アイドル派」のメンバー7人(カズタ、ヒョン、ドハ、ジュニョク、ソンユン、ハンジュン、ヒウォン)が、n.SSignとしてのデビューの座をつかんだ。彼らはデビュー前から日本全国5都市を周るZeppツアーを開催したり、メンバー全員でドラマに出演したりと、日韓で大活躍中だ。
そして最近、そんなn.SSignの正式デビューがついに決定。既存の7人に加え新たに3人のメンバーが合流し、10人体制で活動することが発表された。
今回、K-POP monsterでは新体制になったn.SSignに個別取材を実施。気になる新メンバーのプロフィールから、日本でのエピソード、デビューを控えた心境など、たっぷり語ってもらった。
(※メンバーのヒョンは、健康上の理由により欠席。インタビューは9名で行われた。)
新体制になったn.SSign、気になるプロフィールは?
――本日はよろしくお願いします! まずはお一人ずつ自己紹介をお願いします。
ドハ:こんにちは、僕はn.SSignのセクシーポニョ、ドハです!
ハンジュン:こんにちは、僕はn.SSignのわんぱくボーイ、ハンジュンです!
カズタ:こんにちは、僕はn.SSignのセクシーパワーダンサー、カズタです。
ジュニョク:n.SSignのねこ監督、ジュニョクです。
ロビン:初めまして。僕はn.SSignの甘いオオカミ、ロビンです。
ソンユン:僕はn.SSignの訛りプリンス、ソンユンです。
エディ:こんにちは、僕はn.SSignのかっこいいラッパー、エディです。
ヒウォン:こんにちは、僕はビタミンマンネ、ヒウォンです!
ロレンス:こんにちは、僕はn.SSignのニューフェイス ロレンスです。
全員:よろしくお願いします!
――皆さんは「青春スター」終了から約1年間、精力的に活動されてきたと思いますが、まだn.SSignを知らない人に向けてn.SSignがどんなグループなのか説明をお願いします!
カズタ:n.SSignは昨年の「青春スター」という番組から誕生した7人組ボーイズグループだったのですが、もっとグローバルに活躍したい、もっと世界にアピールしたいという気持ちを込めて、追加メンバーが合流しました。よりグローバルに活躍できるように、台湾、アメリカ、そしてオーストラリアから3人のメンバーを追加してこれからは10人体制で活動します。
――ロビンさん、ロレンスさん、エディさんの3人が新しく合流されたんですね。特にエディさんはファンの方々にとっては謎に包まれたメンバーですし、皆さんについて気になっているファンの方も多いと思います。詳しい自己紹介をお願いしてもよいですか?
エディ:はい! 初めまして。僕はカリフォルニアから来たエディです。いろいろお話したいことが多いのですが、それはのちほどお話しすることにして(笑)まずファンの皆さんにお伝えしたいのが、僕はn.SSignと一緒にかっこいいグローバルアーティストになるため、ラップポジションを熱心に練習しながら素敵なステージを作れるよう今がんばっているということです。よろしくお願いします!
ロビン:初めまして! 僕の名前はロビンです。今年21歳になりました。去年2か月、Abemaの『花束とオオカミちゃんには騙されない』という番組に出ました。n.SSignとエディとロレンスと一緒に練習しながら、がんばってデビューの準備をしています。(すべて日本語)
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――ロビンさん、日本語がすごくお上手ですね!
ロビン:(照れ笑い)
カズタ:『オオカミ』に出たらそりゃあ..!(笑)
ロレンス:こんにちは。僕は台湾から来た、20歳のロレンスです。あ、19歳か。(韓国では今年、満年齢統一法により年齢の数え方が変わったため混乱中)19歳、ロレンスです。ヤンコチ(羊肉の串焼き)とバブルティー(タピオカティー)とアイスクリームとたこ焼きが好きです。僕はウィンクが上手なので、これからたくさんお見せします!
――3人は追加メンバーになることが決まった時、どう思いましたか?
エディ:とてもワクワクしましたし、緊張もしました。うまくやりたいけれどまだ新しい環境なので、メンバーたちを信じてついて行きながら努力しています。
ロビン:僕も、初めて聞いた時ドキドキしましたけど、何より心配しました。急にn.SSignと一緒にデビューすることになったから。心配が一番大きかったです。(すべて日本語)
ロレンス:(合流の)知らせを聞いた時、頭の中ですごく心配しました。でも今、メンバーたちが隣でたくさん助けてくれて、一生懸命がんばれています。
――新体制になってまだ間もないですが、10人体制になってよかったと思うことはありますか?
ヒウォン:大人数になったおかげで、タイトル曲のパフォーマンスでの動線の活用などお見せできる面白いものがかなり多くなって、すごくよかったと思います。
カズタ:外国人の3人が入ってくれて、今まで以上にグローバルに活動できるんだなと実感しています。僕たちは正直、英語はそんなに強いほうではなかったと思っていて。でも追加メンバーにはアメリカ、オーストラリア、台湾で暮らしてきた子がいるので、語学的に強くなったのかなと思っています。
――追加メンバーのおかげで活躍の幅がさらに広がりそうですね。これからの活動を楽しみにしています!
メンバー:ありがとうございます!
メンバー7人が出演したドラマ『Sound Candy – 私を満たす君の音』での思い出は? ハンジュンが“好きな人”の存在を告白!
――皆さんが出演されたドラマ『Sound Candy – 私を満たす君の音』について質問です。撮影時に最も印象に残ったことは何ですか?
カズタ:済州島で撮影したのですが、僕が沖縄出身で、済州島も本当にきれいなところだったので、地元沖縄を思い返すくらいきれいな海と景色を見ながら撮影をがんばった記憶がありますね。
ドハ:僕は、ハンジュンが実際は穏やかで神経質でもない性格なのに、役柄上よく怒っていたのがかなり面白かったです(笑)ヒウォンと叫びながらケンカしたりして。それが記憶に残ってますね(笑)
ハンジュン:恥ずかしいね(笑)(日本語)
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――ハンジュンさんはドラマの役柄のイメージの影響で、神経質でクールな人なのかな? と思っていましたが、実際お会いしてみると全然違いますね。
ヒウォン:全然違います!(笑)
カズタ:正反対です(笑)
――ドラマ内で、スンヨン(ハンジュンが演じる役)がチェリン(ヒロイン)に奥手なアプローチをしている様子がとてもほほえましかったです。スンヨン役を演じたハンジュンさんは、実際に好きな子がいたらどのようにアプローチしますか?
メンバー:やばーい!(日本語)気になる~(笑)
ハンジュン:メンバーたちは知ってると思います。僕、好きな人がいるんです。
――!? 誰ですか?
ハンジュン:ヒウォンです。
ヒウォン:(頭を抱える)
ハンジュン:僕はいつも積極的に表現します。抱きしめて、好きだとちゃんと伝えて。でもヒウォンがいつも僕を拒否するので、振り向いてくれるまでアプローチするつもりです。(ヒウォンに向かって)わかったね?
ヒウォン:(呆れたような表情を浮かべ、照れ笑い)
――スンヨンのキャラクターと完全に反対ですね。
ハンジュン:はい。反対です。別人です。すごく積極的です。
――そうなんですね。驚きました!
ヒウォン:もしかして記者の方、ハンジュンが僕のことを本気で好きだと思っていらっしゃるんじゃない..?
ハンジュン:あ..! 違います! そういうわけじゃなくて! すみません、冗談です!
メンバー:(大爆笑)
沖縄出身の日本人メンバー カズタ、凱旋公演の感想は? 友人が客席最前ドセンターに!?
――先月、カズタさんの出身地である沖縄で凱旋公演をされていましたね。地元での公演はどうでしたか?
カズタ:一言で言うと、本当に最高でした! 僕の凱旋公演を見ようと、たくさんのファンの方が沖縄まで見に来てくださったんです。韓国からも来てくださりましたし、東京からも、北海道から来てくださったカズタファンの方もいましたし。初めての沖縄ライブを花のように飾ってくれて、本当にありがとうございますとファンの皆さんに伝えたいです。最高でした。
――ご家族やご友人も見に来てくださったとか。
カズタ:はい。もう、たくさんいすぎて(笑)一列目のセンターが地元の友達で、小学校から一緒にバスケをやってた子だったんですよ。その子たちの前でファンサをするのがとても恥ずかしかったですね(笑)その後ろにはお母さんもいたので.. ちょっと、次からは遠めの場所に座ってほしいなと思いました(笑)自分でチケッティングして、運よく当たったみたいなんですよ!
メンバーたちの秀でた外国語能力の秘訣は?
――カズタさんと言えば、『青春スター』でエンジェルミュージシャン(参加者を応援する現役アーティストたち)を驚かせた高い韓国語力が印象的ですが、その流ちょうな韓国語はどのようにして身につけたのですか?
カズタ:韓国語が何もできない状態で韓国に行ったので、最初は話せないのがすごくつらくて、毎日泣きながら勉強しました。でもそんな状況もちょっと楽しかったですね。覚えた言葉を韓国人の友達などにすぐ使えるので、「海外に住んだら早く覚えられる」というのを身をもって感じました。なので、外国語を覚えたい方はぜひ留学に行ってほしいなと思います!
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――外国語能力といえば、ロビンさんも日本語がすごくお上手ですよね。ロビンさんはどうやって勉強しましたか?
ロビン:正直今もまだまだですけど、僕が『花束とオオカミちゃんには騙されない』に出る前は、日本語全然できませんでした。一カ月間授業と、一人で勉強と、日本に行ってからは撮影終わってからホテルで一人で勉強して、撮影中、休み時間とかご飯の時間に一人で覚えた単語を書いていました。(全て日本語)日本にいるから日本語だけ使って、日本語だけ聞いて、日本語だけ話していたから、さっきカズタさんが言っていたように外国で過ごすと思ったより早く覚えられますね。
――その短期間でここまで上達したのは本当にすごいことだと思います。
カズタ:本当に短期間ですよね。2か月くらいじゃないですか? (ロビンは)三か国語も話せるんですよ。日本語、英語、韓国語。
――天才ですね。
ロビン:(照れ笑い)
ハンジュン:かわいい(笑)
これだけは負けない! という魅力は? n.SSignは部活のようなグループ!?
――n.SSignの、これだけは負けない! という長所、魅力は何だと思いますか?
ヒウォン:僕たちは、どんなにつらい時でもエネルギーを失わないのが一番の強みだと思います。メンバー同士支え合いながら、本当に大変で疲れていても何とかしてテンションをウワー! と上げてやり遂げるんです。それが一番自信のある点です。
――今がまさにそういう状況ではないかなと思うのですが(笑)※この日彼らは取材が連続していた
全員:(即答で)今は全く大変じゃありません!!!ハハハ!! 全然大丈夫です!!(テンションMAX)
カズタ:大変な時はいつもメンバーたち同士気を遣いながら、「テンション上げていこう!」と声をかけ合ったりしていますね。部活のようなものです。
日本ファンの印象は?
――これまでZeppツアーなどを通して日本のファンと会う機会も多かったと思いますが、日本のファンの印象はどうでしたか?
ジュニョク、ドハ:優しい..!
ヒウォン:すごく控えめに、遠くから見守ってくださっているような感じ。
ドハ:かわいいです。
――うちわをこうやって持ちながら、控えめに応援してくれる感じですよね。
全員:あ~そうです、そうです!
ハンジュン:恥ずかしい~!(日本語)という感じで。
ヒウォン:めっちゃかわいいです(満面の笑み)
――韓国のファンとは違いますか?
ヒウォン:愛をたくさん注いでくださるのは同じですが、表現の仕方が違うみたいです。
n.SSign(엔싸인) 1st Zepp Tour in TOKYO (FULL CAM) #1 Lucifer, Sorry Sorry, Wolf, Rising Sun
最近覚えた日本語は「あんぱん買って来いよ!」(!?)
――続いて、また日本に関する質問です。最近覚えた日本語はありますか?
ヒウォン:僕はですね、「あんぱん買ってこいよ!」です(笑)
(メンバーたち爆笑)
ヒウォン:これは、韓国のYouTuberが始めた流行語です。僕が好きなYouTuberが「あんぱん買ってこいよ!」と言っていて、「お、これ面白いじゃん」と思って、覚えました。(全て日本語)
ロビン:メンバーたちと一緒に運動をするのですが、そこで「ムキムキ」という言葉を覚えて、カズタさんに「カズタ兄さん、僕いつかムキムキになりたい!」と言いました。いつか(ムキムキに)なりたいです。
ドハ:かわいい(笑)
――いつか「ムキムキ」のロビンさんが見られるということですね。期待しています。
(メンバー爆笑)
ロビン:(照れ笑い)
好きな日本の芸能人は? カズタは友人が日本でデビュー! 一世を風靡したあのダンスも披露
――好きな日本の芸能人やアーティストはいますか?
カズタ:僕は沖縄にいた時からずっとEXPG※というスタジオに通っていたんですが、LHDのアーティストさんが大好きで。今でもよくLDHのアーティストさんの曲を聴いたりしますね。友達の志(PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBEのメンバー・小波津志)もデビューしたので、PSYCHIC FEVERの曲もめちゃくちゃ聴いてます。
※EXPG・・ LDHが開業し、現在は株式会社expgが運営しているダンススクール。EXPGは、EXILE PROFESSIONAL GYMの略。
ヒウォン:菅田将暉さん。『花束みたいな恋をした』を見たのですが、演技がすごく上手でめっちゃかっこよくて好きです。(全て日本語)
ハンジュン:僕は星野源さん。「恋」という曲が好きです。
――「恋ダンス」が有名ですが、踊れますか?
ハンジュン:はい。今すぐにでも踊れます。
(メンバーたちも踊り出す)
ソンユン:僕はTani Yuukiさんが好きです。
ついに正式デビューが決定! どんな心境?
――ついに正式デビューが決定しましたね。おめでとうございます! デビューを目前に控えて、今どんな気分か教えていただけますか?
ジュニョク:僕たちが「青春スター」で優勝してから1年間切望してきたことなので、その分ときめきもありますが、新メンバーが入ってきて心配も多かったです。でも一緒に練習をしていくうちにむしろデビューへの期待感が大きくなり、成功したいという気持ちも大きくなりました。より多くのものをお見せしたいという気持ちが強いです。
――デビューしたら、どんなことが楽しみですか?
ソンユン:音楽番組に出演するのが楽しみです。
メンバーたち:うんうん、音楽番組楽しみ。
カズタ:先輩たちに会えるのも楽しみです。
ヒウォン:音楽番組でファンの皆さんが掛け声をする姿を見たいです。素敵な光景だと思うんです。
――グループとしての目標を教えてください。
ソンユン:いつも言っているのですが、ドームです。
ドハ:東京ドーム!
カズタ:東京ドームに必ず立つことです。
ソンユン:東京ドームに行きたい!(日本語)
ハンジュン:今年度の目標としては、新人賞です!
――叶えられると思います。がんばってください!
全員:はい! がんばります!
ファンの皆さんへメッセージ
――これで最後になります。最後にファンの皆さんに向けてメッセージをお願いします。
ドハ:短いと言えば短く、長いと言えば長い1年間でしたが、その間僕たちはファンの皆さんがいなかったら耐えられなかったと思いますし、ファンの皆さんもそうだったのではないかと思います。いつもこうやって支え合いながら乗り越えてきたように、これからもずっと一緒に様々なことを乗り越えていきたいとお伝えしたいです。
ハンジュン:いつも僕たちに大きな愛をくださる分、僕たちもそれに応えてファンの皆さんにも大きな愛をお返しできるよう努力するn.SSignになります。デビューまで本当にあと少しだから、たくさん期待してください。ありがとうございます!
カズタ:僕たちが今デビューを待っているのと同じくらい、ファンの皆さんも僕たちのデビューを楽しみにしてくださっていると思います。その期待に応えられるように、かっこよくパフォーマンスして一生懸命練習して、ファンの皆さんに感謝の気持ちを伝えられたらな、という風に思っています。待っててね~!
ドハ:待ってるよ!(日本語)
ジュニョク:早く会いたいです!!
ロビン:n.SSignというグループをデビュー前から待っていてくださったファンの皆さんに感謝します。新たに合流した3人を含めた新しい出発を共にしてくださるファンの皆さんにも、心からの感謝をお伝えしたいです。これからもよろしくお願いします。
ソンユン:ファンの皆さんは僕たちを見ると元気が出る、と言ってくださいますが、僕たちもファンの皆さんを見ると元気が出ます。ファンの皆さん、健康を第一にして元気に僕たちに会いに来てくれたらうれしいです。
エディ:n.SSignのメンバーたちをいつも変わらず応援してくださって、愛してくださってありがとうございます。僕たち3人の新メンバーを歓迎してくださったぶん、熱心にがんばります。これからよろしくお願いします。
ヒウォン:僕は叶えたい目標が多いですが、何より今のようにお互い応援し合いながら共に永く幸せに会い続けたいです。
ロレンス:たくさん応援してください。よろしくお願いします!
(インタビュー終わり)
(取材・文章: 仙田桃子)
n.SSign
(左から順に)エディ、ジュニョク、ロビン、カズタ、ハンジュン、ソンユン、ヒウォン、ドハ、ロレンス
※メンバーのヒョンは欠席