BLACKPINKが、英・マンチェスターでコンサートを開催。2017年に発生した自爆テロ事件の被害者への尊敬心を示した。
人気K-POPガールズグループBLACKPINKは、5月21日、イギリス・マンチェスターにあるマンチェスター・アリーナでコンサートを開催した。
同アリーナは、2017年にアリアナ・グランデがコンサートを開催した際に自爆テロ事件が発生した場所。テロの実行犯を含む23名の命が失われ、120名以上の負傷者を出し、犠牲者やその家族、友人、地域の住民は深い傷を負った。
BLACKPINKは、今回マンチェスターで公演を開催するにあたって、誰でも安心して快適に楽しめるように、セットや演出を一部変更。コンサート中、同事件の犠牲者へのレスペクトを示し、スクリーン上に追悼のメッセージが投影された。
「BLINKS(BLACKPINKのファン)、今夜、私たちと一緒にここで過ごしてくださりありがとうございます。
特にこの時期に、ここマンチェスターでパフォーマンスすることができ、とても光栄です。
大変な時を過ごした、家族や友人のみなさんに私たちの愛と祈りを贈ります。
私たちは、あなたたちのためにここにいます。#OneLoveManchester」
またBLACKPINKは、一部歌詞やダンスを変更。ヒット曲「Whistle」に登場する「blow up(爆発させる)」という歌詞は、「glow up(輝かせる)」に変更された。
さらに最新曲「Kill This Love」のポイントダンスでもある、銃を撃つような振りもボディーロールに変更。銃を意識したダンスと歌詞が人気の楽曲「DDU DU DDU DU」は、披露されなかった。
そして最後に、BLACKPINKは事件の犠牲者やその家族、友人に捧げるとして「Stay」を披露。会場からは大きな歓声があがり、「We love you」とかけ声があがった。
they dedicated stay to the 22 victims of the manchester bombing attack 🖤💘 #BlackPinkinManchester pic.twitter.com/CE465bKolB
— meg⁷ (@daechobi) May 21, 2019
その様子がネットで公開されると、会場を訪れることができなかったファンからは「BLACKPINKは常にファンを思いやっており、心の優しい人たちだ」と称賛のコメントがたくさん寄せられてる。
「BLACKPINKのステージに感動した。優しくて素晴らしい人たちだ」
「BLACKPINKありがとう。とてもファン想いの素晴らしいアーティストだ」
「BLACKPINKのおかげで私の一番怖いものを乗り越えて、人生で一番最悪なことが起きた場所に戻ってこれた。彼女たちのおかげで、とても幸せになったし、そこで起こったことを完全に忘れることができた。BLACKPINK愛してます」
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