EXO チャンヨルが、慣れない“K-POP業界の新文化”に対し、戸惑いを隠せなかったことを告白。2年1ヵ月ぶりにカムバックを果たした彼らが驚いた業界の変化とは、いったい何だったのだろうか。
7月10日に7thフルアルバム『EXIST』をリリースし、約2年1ヶ月ぶりのカムバックを果たしたEXO。当初は完全体でのカムバックを準備していたEXOだったが、5月11日に急きょメンバー・カイの電撃入隊が決まり、完全体での帰還は残念ながら延期にとなってしまった。
さらに6月1日には、チェン、ベクヒョン、シウミンの3人が、法律代理人である法務法人「リン」のイ・ジェハク弁護士の報道資料を通じて、SMに専属契約解除を要請。SMが3人に対して、12年から13年の長期専属契約を締結した後、まだ期間が満了を迎えていないにもかかわらず、再び後続専属契約書にサインするよう要求するなど、不当な行為を繰り返していると主張した。19日には、SMが3人と話し合いの場を設けたことを明かし、円満な合意に達することができたと伝えた。
そんな様々な出来事を経て、アルバムのタイトル曲「Cream Soda」をリリースし、待望のカムバックを迎えたEXO。変わらずステージで輝くメンバーたちの姿によって、王者の帰還を待ち望んだファンの夢がついに叶うこととなった。
EXO 엑소 ‘Cream Soda’ MV
しかしメンバーたちにとって、兵役で生じた空白期間の間に起きた業界の変化は、かなり受け入れがたいものだったようだ。7月19日、LE SSERAFIM ウンチェがホストを務めるトークコンテンツ「ウンチェのスター日記」に出演したチャンヨル、ベクヒョン、シウミンの3人。自分たちと一回り以上年齢が下のウンチェの緊張をほぐすように、優しく彼女のインタビューに対応する3人だったが、そんなインタビューの中で、チャンヨルがどうしても適応することのできないK-POPの新文化について明かした。
チャンヨルがどうしても慣れることのできないその文化とは、ずばりグループの垣根を越えて行う「ダンスチャレンジ」だ。「ダンスチャレンジ」とは、ここ最近誕生したK-POP業界の新たなカムバック文化のことで、新曲をリリースした際、他のグループのメンバーと一緒に振り付けを披露する動画を撮影するというもの。新曲の広報活動の一環であると共に、ファンは普段は見ることのできない他グループとの交流を垣間見ることができ、今やK-POP界において定番のコンテンツとなっている。
ウンチェの「音楽番組に久しぶりに来て、昔と比較して変わった点はありますか?」という質問に、「チャレンジを本当にたくさんやってるなと思いました」と答えたベクヒョン。そんな彼の回答に、ウンチェは「あれ見ました!」と笑顔になり、EXOが6月11日に公開したコンテンツ「Get set,」でのワンシーンを回顧した。練習の様子をおさめたこの動画で、他のアイドルからチャレンジを要請されるのではないかと話し合ったEXO。その際チェンから「できそう?」と尋ねられたD.O.は、これに「本当に丁寧に断らなきゃ。本当に申し訳ないと」と即答し、ダンスチャレンジに参加する気が1ミリもないことを明かしていた。
Get set,(該当シーンは4分50秒頃~)
そんなD.O.の即答ぶりを見たというウンチェに、「昨日もチャレンジのお願いが来てて、メンバー大騒ぎでした」と、さっそくダンスチャレンジの要請が来たことを明かしたベクヒョン。慣れないダンスチャレンジのお願いが来たことは、EXOにとって「ついに来たか…!」と大騒ぎせずにはいられない出来事だったようだ。
するとチャンヨルは、当時の出来事を「カムバック準備するときもチャレンジの話を本当にたくさんしてたんですけど、昨日音楽番組でマネージャーが急に入ってきながら『チャレンジの要請が来まして…』って話を聞いて」と話し、マネージャーからとつぜんチャレンジの誘いが来ていることを告げられたと回顧。「心臓が急にバクバクして…!」と続け、あろうことかダンスチャレンジの要請に心臓が激しく鼓動するほど緊張してしまったことを明かしたのだ。
アイドルLv.999!EXO たちが伝授してくださった天才アイドルになる秘訣👯📔|Eunchae’s Star Diary💫 EP16 | EXO(該当シーンは20分50秒頃~)
「昔はそういうのがなかったので」と話し、空白期間に誕生した「ダンスチャレンジ」の文化に、まだまだ慣れることができないと明かしたチャンヨル。これまで数々の大舞台をこなしてきた彼らが、まさかのダンスチャレンジに戸惑いを隠せない様子が面白いと、ファンはベテランならではの赤裸々エピソードに大笑いしている。