KARA ギュリが、HYBE所属練習生たちに羨望の眼差しを向けた。
ギュリは現在、HYBE LABELSが開催するガールズサバイバルプログラム『R U Next?(アーユーネクスト?)』のコーチを務めており、KARAのメンバーとして16年間活動してきた経験を活かし、率直で心のこもった指導を行うことで話題を呼んでいる。
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6月30日、番組の制作発表会に登場したギュリは、記者からの「自身の活動時と現在を比較して、違う点は何か」という質問に対し、「私が練習生だった時は・・」と、現在とはまるで違う、約16年前の練習生たちを取り巻いていた環境を振り返った。
ギュリによると、彼女が練習生だった頃は「今のような多くのケアを受けられなかったようだ」という。現在、韓国の芸能事務所に所属する練習生たちは、万全な教育体制のもと、プロによる丁寧な指導と体系的なトレーニングでその実力を磨いている。BTS(防弾少年団)、ENHYPEN、LE SSERAFIMなど数々の実力派アイドルを輩出してきた韓国最大手のHYBEともなると、その支援体制はかなり手厚いものであるようだ。
ギュリは、そんな手厚いサポートを受けながら練習に励む練習生たちを目の当たりにして、自身の時代との変化に驚いたという。「本当に体系的で組織的な管理を、最初から最後までしっかりと受けているんだなと思った」と、最近のアイドル練習生たちを取り巻く充実した環境に感心の声を上げると共に、「私自身を振り返って、むしろうらやましいと思った」と、羨望の声を上げた。
また、「私たちは本当に、野生馬のように、放牧型アイドルのように育った」と、自身が活動していた時代の環境をユーモラスな例えで振り返ると、「今デビューする子たちは完成度が以前よりもずっと高まったのではないだろうか。それだけアイドルに対する大衆の基準値もとても高くなったと思う」と現在の新人K-POPアーティストに課された重荷について言及した。
数世代前とは違い、デビュー時点でハイレベルな実力を求められるという過酷な状況にいる練習生たち。そんな彼女たちのため、ギュリは「少しでも野生的なものを経てきた私が、この子たちの助けになれるよう努力しなければならなさそうだ」と覚悟を述べた。