IZ*ONE出身、現在はソロ歌手として活動中のチェ・イェナの新曲MVがとつじょ非公開になった。
イェナは6月27日、2ndシングル『Hate XX』をリリースして待望のカムバックを果たした。現在、(G)I-DLEのウギを招いたタイトル曲「Hate Rodrigo」を引っ提げ、積極的なプロモーション活動を行っている。
一方で、この「Hate Rodrigo」(訳:ロドリゴが嫌い)は、アメリカの女優/歌手のオリヴィア・ロドリゴをディスるようなタイトルが原因でリリース前から物議を醸していた。屈辱的なタイトルに、世界中のオリヴィア・ロドリゴのファンから「不快だ」とブーイングが殺到。加えて、音楽評論家からも酷評を受けるという大問題に発展した。
すると6月29日、「Hate Rodrigo」のMVとティーザー映像がとつじょ非公開に。この曲のタイトルがハッシュタグで添えられたTikTokの動画までも大量に削除された。
韓国メディアEXPORTSニュースの取材によると、オリヴィア・ロドリゴ側が「Hate Rodrigo」のタイトル論争の拡大を受け、イェナの所属事務所・ウィエファエンターテインメントにMVの非公開を要請したという。
また一部では、タイトル論争よりMVのワンシーンに著作権問題が発生したため非公開措置を取るしかなかったのでは、という推測も立っている。所属事務所は現在、EXPORTSニュースに対し「現在、状況の確認中だ」と伝えているという。
大論争を巻き起こしている「Hate Rodrigo」だが、イェナ本人は決してオリヴィア・ロドリゴのことが嫌いなわけではなく、むしろ彼女の大ファンだ。「Hate Rodrigo」は、そんなオリヴィア・ロドリゴに対する憧れと嫉妬心を「Hate(嫌い)」という言葉で反語的に表現したのだと明かしている。
実際、「Hate Rodrigo」のMVにはオリヴィア・ロドリゴのMVをオマージュしたシーンが含まれていたり、オリヴィア・ロドリゴのアルバムが小道具として飾られていたりと、イェナのオリヴィア・ロドリゴに対するリスペクトと愛情を感じる作品となっていた。