音楽番組「MCOUNTDOWN」の制作陣が、歴史に残る“伝説のステージ”を明かした。
Mnetで毎週木曜日夕方6時から放送されている「MCOUNTDOWN」は、2004年7月から放送が開始された。6月8日の放送で記念すべき第800回を迎えたことを記念して、制作陣らが韓国メディアOSENのインタビューに答え、約9年の歴史の中で最も記憶に残っている“伝説のステージ”を6つ選んだ。
으르렁(Growl)/ EXO
第1回の放送から音楽監督を務めているハン・チョルホ氏が選んだ伝説のステージは、EXOの「으르렁(Growl)」。このステージは、ワンテイク撮影で製作されたミュージックビデオの特色をそのまま表現したことで絶賛を受けた。このステージは、ファンの間でも依然としてレジェンドとして語られ、好評を得ている。
Dream Girl & Everybody/ SHINee
責任プロデューサーのユン・シネ氏は、SHINeeの「Dream Girl」と「Everybody」のステージを選んだ。2013年2月21日に放送されたSHINeeの「Dream Girl」のステージでは、小道具のスタンドマイクの台座が取れるというハプニングがあったにもかかわらず、視聴者が気づかないほどの見事な連係プレーでこのトラブルに対処したSHINeeメンバーたちの完璧なチームワークに感心したという。
また、振付、動線、衣装、カメラ、照明すべて完璧だったというファンたちの絶賛を受けた「Everybody」のステージも、「歌の初めから終わりまでポイントをよく生かしたステージだった」と、満足感を表した。
Alligator / MONSTA X
カメラ監督のキム・ジョンチョン氏が選んだのは、MONSTA Xの「Alligator」のステージ。メンバーたちのパフォーマンスやビジュアルはもちろんだが、このステージではステージ上に雨を降らせるという特別な演出が大きな話題を呼んだ。「水を使うシーンなので、NGが出ると衣装チェンジが難しいため撮影しながら緊張を緩めなかった。アーティストと全スタッフが心を一つにして努力したおかげで素晴らしいシーンが出来上がった」と回想した。
Set Me Free Pt.2 / BTS(防弾少年団)ジミン、손오공(Super)/ SEVENTEEN
Mnetプロデューサーのイ・ヨンジュ氏は、最近放送されたBTS ジミンの「Set Me Free Pt.2」とSEVENTEENの「손오공(Super)」を欠かすことができないレジェンドステージとして選んだ。歴代級のスケールで準備されたこれら2つのステージについて、イ・ヨンジュプロデューサーは「アーティストと数週間の緊密な会議を通じてコンセプトに合ったステージをデザインした。손오공(Super)の場合は、大型セット場に合わせてワイヤーカメラ等、普段の音楽番組では見ることができないセットで撮影を進行した」と振り返った。また、2つのステージを通して「アーティストたちも最高の舞台を見せてくれた。演出する立場として、とてもありがたかったステージだ」と、ジミン、SEVENTEENへの感謝の意を伝えた。