BTS(防弾少年団)ジョングクが、同じくメンバー・ジミンと大喧嘩した過去を明かした。語られた2人の争いの詳細に、注目が集まっている。
6月5日、Weverse Liveを通し、朝からライブ配信を行ったジョングク。4時間後に皮膚科に行かねばならない状況にもかかわらず、まだ一睡もしていないという彼は、急にライブ配信のことが頭に浮かび、着替えて配信をすることにしたそう。約2時間もの間ファンとの交流を続けた彼のサービス精神に、ファンは大喜びした。
そんな配信中、ジョングクがジミンとの間に発生した、忘れられない喧嘩の詳細を明かした。「ジミンさんと雨が降った日に練習室で喧嘩したエピソードを教えて」というコメントを読み上げ、「あのとき何が原因で喧嘩したんだっけ?」と笑ったジョングク。ファンが気になる2人の喧嘩とは、ジミンがジョングクを置いて出て行った際、後に迷子になってしまったジョングクが泣きながらジミンに電話をしたというエピソード。2020年に公開されたBTSのデビュー7周年を祝うコンテンツ「BTS誕生日パーティー」で、ジミンはこの喧嘩について話しており、喧嘩をした後にもかかわらず、ジミンは雨の中迷子になってしまったジョングクをひたすら待ち、再会できたうれしさから、ジョングクをハグしたことを告白。まるで青春ドラマのような展開だと、大きな話題を集めた。
そんなジミンとの喧嘩について、再び詳細を語ってほしいと頼まれたジョングク。彼はジミンとの喧嘩が勃発した理由を、自分の話し方が原因だったと回顧。「練習生のとき、個人的にはっきりした思春期はなかったと思うんだけど、僕も幼かったし、ジミンさんも社会生活を始めて下から2番目の立場として一生懸命行動してた状態で…。僕の話し方のせいで、正直そのときの話し方は覚えてないけど、天使のようなj-hopeさんが怒るくらい、話し方でメンバーに注意されることが多かったんです。それでジミンさんに呼び出されて話をしたんだけど、僕も自分が悪いのはわかってるけどプライドがあって、文句を言いながら怒りをぶつけたんだ。そしたらジミンさんが怒って喧嘩になったんです」と話し、話し方についての注意を素直に受け取ることができなかったせいで、ジミンと思わぬ争いに発展してしまったことを明かした。
怒ったジミンに「もう知らないから勝手にして!」と言われ、宿舎に戻ることもせず、練習室の周囲をぼうっとしながら歩き続けたというジョングク。ふと気づいたときには、ジョングクは今自分がどこにいるかわからない状況に陥っていたそう。今の状況がなんとも悔しく、やるせなく、悲しかったため、ジョングクは1人で号泣してしまったという。
一度ジミンに電話をかけたものの、それも違うと感じ、電話を切ったというジョングク。しかし彼は、その後もまたジミンに電話をしては切りを繰り返し、さらにもう一度電話をしたところ、ジミンがすぐに出たそう。「今どこ?」と聞かれ、ジョングクは「どこなのかわからない」と返答。会話をするときに涙が出てしまうというジョングクは、泣きながらジミンに「どこにいるかわからない」と話し、ジミンは「どこにいるの? 僕が迎えに行く」と困惑。その後ジョングクは、大雨の中なんとかタクシーを捕まえ、宿舎に帰宅。宿舎の前にはジミンがおり、ジョングクはそんなジミンの顔を見てさらに号泣してしまったそうだ。
ジミンはジョングクを連れて屋上に行き、そこで2人は和解。ジョングクはジミンに謝りながら「これからもっとがんばるから」と伝え、2人は喜びのハグを交わし、一緒に部屋に戻ったそうだ。翌日起きて目を開くと、ジョングクの目はありえないほど腫れていたという。
jungkook telling the rain fight story with jimin ENG SUBS (2/3) pic.twitter.com/6syKqm2Kmi
— busan baes 🥕🐾 (@stopkookminpls) June 6, 2023
ファンから喧嘩の詳細を聞かれ、当時の出来事を事細かに明かしたジョングク。大雨の中、号泣しながらジミンに電話をかけ、そんなジョングクを心配して宿舎の前で帰りを待つジミンの様子は、思い浮かべると本当にドラマのワンシーンのようだ。ファンはこのエピソードに「こうやっていろんなことを乗り越えてきたんだね」「喧嘩してもお互いを必要としてるのがステキすぎる」「胸が熱くなる話」と感動している。