BTS(防弾少年団)の過酷な下積み時代がわかる裏話が話題になっている。
【動画】Ep.3 l Dyeing White Blonde Hair(該当シーンは7:42~)
今や世界のトップスターとして確固たる地位を築いているBTS。多くのK-POPアイドルが憧れのスターとして彼らの名前をあげるなど、輝かしい成功を収めているBTSだが過去には今では想像もつかないほど壮絶な練習生時代を経験している。それだけでなく、デビュー後は中小プロダクションのグループであることやヒップホップ色が強いこともあり、一般層には受け入れらにくく、なかなか日の目を浴びずにいた時期もあった。
そんな当時のBTSをよく知るBit & Bootのヘアスタイリスト パク・ネジュが、知られざるエピソードを自身のYouTubeチャンネルで明かした。ちなみにBit & Bootとは清潭洞(チョンダムドン)にあるヘアメイク美容室で、代表を務めるパク・ネジュはこれまでBTSやEXO、NCT、TWICE、LE SSERAFIMなどを担当しているプロのヘアスタイリストだ。
BTSの2枚目のアルバムからグループのヘアスタイルを担当しているというネジュ。彼によると当時、RMは次のカムバックのために髪をブリーチしなければならなかったという。しかし、その前に髪を黒く染めていたためなかなか色が抜けなかったそう。そのため、RMはなんと1日で8回もブリーチをしたのだという。幸いRMの頭皮は強く、ネジュもなるべくダメージを抑えるように施術したため、特に問題はなかったそうだ。
1日に8回のブリーチと聞くだけでかなり驚きだが、さらにファンを驚かせる事実が明らかになった。当時ネジュはフリーランスの美容師として働いており、店を構えていなかった。そのため常にカラー剤だけを持ち歩き、なんと公共のトイレで髪を染めていたというのだ。
もちろん公共のトイレにはシャワー台がないため、ホースで代用。温かいお湯も出るわけなく、冷水で頭を流していたのだという。
RMが8回ブリーチした際も公共のトイレで施術。翌日から撮影があったため、その日の内に髪色を完成させなければならなかった。1月の極寒の中、RMは午後5時から午前3、4時まで何度もブリーチを繰り返し、髪を流すたびに叫んでいたそうだ。
こういった苦難はメンバーの記憶にもよく残っているそうで、今でも当時の話をよくしていると明かしている。