aespaやNCTなど、多くの人気アイドルが所属するSMエンターテインメントの元練習生で、Kep1erを輩出した人気オーディション番組「Girls Planet 999:少女祭典」(通称:ガルプラ)に出演していたことでも知られるアン・ジョンミンが、ガールズグループのメンバーとしてデビューできない理由を明かし、ファンに衝撃を与えている。
IVEやLE SSERAFIM、NewJeans、NMIXXなど、新星スターが続々と誕生しK-POP界を大きく盛り上げる中、今、K-POPファンから懸念されているのが、アイドルとしてデビューするメンバーの年齢が年々早まっていること。特にNewJeansのヘインは2008年生まれの満14歳でまだ現役の中学生。IVEのガウルは2002年生まれで昨年20歳になったばかりだがグループでは最年長と、一般的には考えられないほど若いアイドルたちが活躍している。
▼NewJeans ヘイン
▼IVE ガウル
そういった業界の傾向もあり、年齢的な問題でアイドルの夢を諦める人も多いようだ。「ガルプラ」に出演していたアン・ジョンミンは、歌唱力に定評のある練習生で番組でも大活躍していたが、現在、韓国の年齢で20歳ということもあり、ガールズグループのメンバーとしてのデビューはもう諦めているそうだ。先日、自身のインスタグラムを通じて生配信を実施した際に明かしていた。
【動画】AN JEONG MIN @COMBINATION MISSION#GirlsPlanet999
【動画】♬Black Mamba_aespa @플래닛 탐색전Girls Planet 999 | Mnet 210806 방송
ファンから「いつデビューするのか?」と聞かれたジョンミンは、少し困った顔を見せると「私はガールズグループのメンバーとして考えるには年を取りすぎています…」と返事。まだ20歳(満年齢では19歳)であるのにもかかわらず、アイドルとしてデビューするには遅すぎると答えたのだ。
▼「20歳は遅すぎる…」と語るアン・ジョンミン
Girls Planet 999’s An Jeongmin, who was born in 2004, recently said in an Instagram Live that she was ‘too old to be considered for a girl group’pic.twitter.com/koXM64NEPV
— nugu promoter (@nugupromoter) March 27, 2023
たしかに彼女の言う通り、デビューが確定しないまま数年間のトレーニングを受けることに不安を感じることもあるだろう。とはいえ、一般的には可能性にあふれるはずの20代前半の若者が、“遅すぎる”と感じているという事実にファンは衝撃が隠せない様子。特にジョンミンは「K-POP STAR」シーズン6に出演してから、「ガルプラ」に挑戦したり、SMエンタだけでなくBELIFT LAB、TOP MEDIAの練習生になったり、デビューの夢を叶えるために全力を尽くしてきた。そんな彼女が年齢を理由に夢を諦めなければならないという状況にファンは疑問を抱いている。
とはいえ、LE SSERAFIMの宮脇咲良は韓国の年齢で25歳で再デビューを果たしている。よく事務所のトレーナー陣が言うようにデビューに年齢は関係なく、グループのイメージや方向性にあったメンバーが選抜されるという。しかし、デビュー時はフレッシュさを前面に打ち出すアイドルグループも多く、そうなると必然的に若いメンバーで構成されてしまう傾向にあるのかもしれない。