HYBE、SMエンタ買収を中止・・ Kakaoとの対立は終了、「SM3.0」の今後の展開に注目集まる

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BTS(防弾少年団)らが所属するHYBEが、NCTらが所属するSMエンターテインメント(以下、SM)の買収手続きを中断することを明かした。

HYBEは、2月10日、SMの元総括プロデューサー イ・スマンが保有するSMの株式を買収する契約を締結したことを発表。公開買収を進めた。しかし、KakaoとKakaoエンターテインメントの追加公開買収で競争構図が深化し、株式市場まで過熱様相を見せる現状態では、SM買収のために提示しなければならない価格が適正範囲を越えたと判断。HYBEの株主価値にも否定的な影響を及ぼしかねないという点を考慮して、買収手続きを中断することになったと説明した。

これを受け、SMはKakao、HYBEの合意によるHYBEのSM経営権買収の中止決定を尊重するとコメント。これをきっかけに、SMは株主、従業員、ファン、アーティストに約束したSM3.0の戦略を計画通り迅速に進め、「ファンと株主中心のグローバルエンターテインメント会社への跳躍」というビジョンを必ず実現すると約束した。

なお3月31日に実施される株主総会で新しく発足する「SM3.0取締会」は、最適の水平的・戦力的パートナーのKakaoと共に世界最高のIP X ITの相乗効果を生み出し、K-POP産業の“Next Level”を切り開くと予告している。

Kakaoは、HYBE、SMとそれぞれ肯定的な影響を与え合っているパートナーとしてK-POPやK-CULTUREの向上のためにも多様な協力関係を続けていくことにしたと説明。「SM3.0」をはじめとするビジョンや戦略方向を中心にグローバルな成長のために積極的に協力していくと伝えた。


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