NCT/WayV(威神V)のメンバー テンが、子どもの頃は歌とダンスが好きではなかったという衝撃的な事実を明かしている。
【動画】TEN x WOODYFM สัมภาษณ์เดี่ยวครั้งแรกในไทย | WOODY FM(該当シーンは4:37~)
NCTのテンといえば、業界随一の実力を誇るトップクラスのダンサーとして有名。美的センスの高い彼のパフォーマンスは、しなやかでありながら迫力があり、まるで動く芸術作品のような美しさだ。それだけでなくテンは安定したボーカル力も兼ね備えており、もはやアイドルの域をも超えた卓越した実力の持ち主。子どものころからその才能を輝かせていたのだろうと想像しがちだが、じつは子どもの頃は歌もダンスも嫌いだったのだという。
それが明らかになったのは、テンが母国タイでWoody Milintachindaのインタビューを受けた時のこと。練習生時代を振り返ったテンは、13歳まで歌うことや踊ることに全く興味がなかったそうだ。またカメラの前に立つことにも抵抗があったといい、テレビに出たいという気持ちは一切なかったという。
しかし、ある映画に出会い、一気にその気持ちは変わったという。その映画とは、『ステップ・アップ』だ。同作は、貧しい家庭で育ったストリートダンサーと芸術学校に通うバレリーナの恋と青春を描いた物語。5編にわたり続編が制作されるなど、大ヒットを記録した映画だ。
この作品に感化されたテンは、さっそくダンス教室に通い始め、少しずつ歌うことも好きになっていったという。なんと1本の映画が、テンがアイドルの道を目指すキッカケになったそうだ。
これを機にテンの人生は一変。2011年にタイのオーディション番組「Teen Superstar」に出演すると、みごと優勝。その後、2013年にSMエンターテインメントのグローバルオーディションに合格し、単身で韓国に渡り練習生に。2016年にNCT Uのメンバーとしてデビューし、2019年よりWayVのメンバーとして活躍している。