「BOYS PLANET」初の生存者発表式が行われ、52名の生存者が明らかになった。
話題沸騰中のオーディション番組「BOYS PLANET」第5話が2日、放送された。「BOYS PLANET」は、韓国を中心にアジア、ヨーロッパ、アメリカ、中東など世界84地域から選ばれた98名の練習生たちが、様々なミッションを通してデビューを目指すサバイバル番組だ。最終的にデビューの座を手にできるのは上位9人。デビューメンバーは、ファンの投票によって決定する。最終順位1位に輝いた練習生には、デビュー曲のキリングパートが割り振られるほか、デビューアルバムにソロ曲が収録されることも発表されている。
生存者発表式概要
今回の放送では、1回目の生存者発表式が行われた。1位から52位までが生存、それ以下の順位を獲得した練習生は残念ながらここで脱落となり、番組を去ることになる。
今回の順位は、2月2日から2月24日にかけて行われたスタークリエイター(ファンの名称)による第1回グローバル投票の得票数に加え、第3・4話で行われたK(韓国人練習生)対G(グローバル練習生)のグループバトルで勝ったチームのメンバーに加算されたベネフィットを合計した点数に基づいて構成されている。グローバル投票は、世界176ヵ国からなんと約5240万もの票が投じられた。得票数は、韓国50%、グローバル50%の比率で反映され、票数は点数として換算されている。グループバトルでは、「KILL THIS LOVE(BLACKPINK)」を除く全ての曲でKチームが勝利しているため、ほとんどの韓国人練習生に10万点のベネフィットが与えられた。
順位発表は、グループバトルの楽曲ごとに行われた。TOP9候補(1~11位候補)と最後の1枠となる52位の練習生を除いて、高い順位のメンバーから名前が呼ばれ生存者ゾーンへと登壇していく。生存者はうれしさを嚙み締める一方で、惜しくも名前を呼ばれず脱落がほぼ確定してしまったチームのメンバーに対する切なさや申し訳なさも抱えることになった。あまりの切なさに涙を流す練習生も見られた。
1位候補に並んだのはあのケミ! 感動の展開に
1位に輝いたのは、やはりソン・ハンビンだった。なんと彼は、これまで首位を一度も逃していない圧倒的な強者だ。シグナルソング「Here I Am」のセンターも務めた“番組の顔”的存在であるソン・ハンビンは、そのさわやかな風貌はもちろんのこと、元ダンサーという経歴を生かした圧巻のダンス能力や、安定したボーカル、そして心優しく頼りがいのある性格まで、全ての要素が揃っている期待の練習生。グループバトルでは「LOVE ME RIGHT(EXO)」チームに所属し、キリングパートを務めた。圧倒な支持を誇っている彼は、なんと2位との間に135万点もの差をつけて1位の座をまたも獲得した。
ここで驚きの展開に。2位の座を獲得したのは、なんとソク・マシューだったのだ。第1話では35位だった彼だが、1位のソン・ハンビンとの絆が注目されたり、その愛らしいビジュアルとキャラクターや歌唱力の高さが評価され、第2回では5位へと急上昇。グループバトルで「KILL THIS LOVE(BLACKPINK)」を披露し、妖艶なギャップを見せた彼はその後もぐんぐんと人気を伸ばし、なんと2位にまで上り詰めた。
“大好きな兄”ソン・ハンビンと並ぶことができたソク・マシューは、「こんな状況は全く想像できなかった。(ソン・ハンビンと)一緒に放送の予告を見て『出てみようか』という話をした時は『可能なのかな』と笑っていた。でもこうしてここに一緒に立っているから、人生で初めて夢が現実になった気がする。本当に感動だ」と目を潤ませながらそのうれしさを語った。ソン・ハンビンも「一緒にここに立っているからうれしい。一生忘れないと思う」「僕はいつもマシューと一緒に『BOYS PLANET』出演を計画していた時から『夢を見て前進していこう』と言ってきた。その決意が間違っていなかったということが、隣にいるマシューのおかげでよりはっきり感じられるようだ」とコメントした。胸がじんと熱くなるようなこのシーンは、視聴者を感動させている。
TOP9候補に肩を並べた人気練習生たち
3位は、あふれる色気と肉体美、彫刻のような美しい顔立ちで人気を集めるキム・ジウン。グループバトルでは「Back Door(Stray Kids)」を披露。Tシャツをめくり上げ腹筋を露出する刺激的なパフォーマンスが話題を呼んだ。彼は南米6地域で投票率1位を獲得し、グローバルな人気を証明した。
続いて4位にはハン・ユジン、5位にジャン・ハオ、6位にキム・ギュビン、7位にイ・フェテク(PENTAGON フイ)が肩を並べ、前回もTOP9に入りグループバトルでも見事勝利を勝ち取った練習生たちが変わらぬ人気を証明した。スタジオを驚かせたのは、8位の練習生。なんと日本人のケイタが前回から6位も順位を上げ、初のTOP9入りを果たしたのだ。ケイタはグループバトルでGグループバトル唯一の勝利チームとなった「KILL THIS LOVE(BLACKPINK)」チームに所属しており、長い下積みとデビュー経験を活かした余裕あるパフォーマンスがマスター陣から文句なしの高評価を受けていた。
そしてデビュー圏内最後の1枠である9位に滑り込んだのは、ジェイ。彼の魅力はなんといっても圧倒的な歌唱力。グループバトルで「LOVE ME RIGHT(EXO)」のメインボーカルを務めた彼の圧巻の高音は、ファンはもちろんマスター陣までも唸らせた。そして、なんと彼はTOP9に入った練習生のうち、唯一ベネフィットを受け取っていないメンバーだ。10万点という加点を受けられなかったにもかかわらず、ファンからの熱い支持によって堂々のデビュー圏内入りを果たした。
驚異の急上昇を果たした練習生も
グループバトル等での活躍による、かなり大きな順位変動も見受けられた。ユン・ジョンウは、なんと前回の67位から29位も順位を上げ38位で生存を確定させた。「Back Door」チームでキリングパートを務めた彼は、持ち前の高いダンス能力と圧巻の表情演技でステージを完全掌握。そのパフォーマンス力の高さが高い評価を受け、脱落の危機から一転、余裕の順位で生存を確定させた。安定した実力はもちろん、「モエモエキュン」や「トヨナガクムジュンヒョン」等キャッチーなネタを連発し、その明るい性格で「面白キャラ」が定着、高い人気を集めているクム・ジュンヒョンは前回の31位から17位も順位を上げ、14位の座を獲得した。「Hot Sauce(NCT DREAM)」でリーダーを務め、その頼もしいリーダーシップでチームを勝利へと導いたパク・ハンビンは、前回の36位から14位も順位を上げ、22位となった。その他にも、「赤い家」ことチョン・ミンギュ、コン、ムン・ジョンヒョンが10位以上順位を上げている。
ベネフィット獲得を逃すも圧巻の人気を誇るGグループ! あの騒動の渦中にいた練習生はどうなった?
Gグループのリッキー(12位)やタクト(15位)、ハルト(16位)などは、グループバトルでベネフィットを獲得できなかったものの、順調に順位を上げて上位圏をキープ。熱い人気を証明した。その実力やカリスマ性、愛らしいキャラクターなどが根強い支持を得ているようだ。
一方で、グループバトルの練習中の様子が波乱を呼んだクリスティアンは、14位も順位が下がり37位に。スピーチの冒頭で彼は「こんにちは。悪いクリスティアンです」と切なげに自己紹介をし、注目を集めた。一方で、チーム内で衝突してしまったナ・カムデンの名前が呼ばれると、クリスティアンは安堵の表情を浮かべ自らハグをしに行く様子も見られ、放送では取り上げられることのなかった彼の一面もまた注目を集めている。
また、放送では練習生たちのダンスバトルやドッキリの様子も公開され、ファンを笑わせた。今回は惜しくも脱落してしまった日本人練習生・ハルの高いダンス能力がフォーカスされたり、底抜けに明るい練習生たちの爆笑のパフォーマンスが披露されたりと、ほほえましいその様子も話題を呼んでいる。
ダンスバトルの様子はこちら
気になる生存者の順位は以下の通りだ。
生存者順位一覧
1位 ソン・ハンビン(K)
2位 ソク・マシュー(G)
3位 キム・ジウン(K)
4位 ハン・ユジン(K)
5位 ジャン・ハオ(G)
6位 キム・ギュビン(K)
7位 イ・フェテク(K)
8位 ケイタ(G)
9位 ジェイ(G)
10位:パク・ゴヌク(K)
11位:キム・テレ(K)
12位:リッキー(G)
13位:イ・ダウル(K)
14位:クム・ジュンヒョン(K)
15位:タクト(G)
16位:ハルト(G)
17位:ユ・スンオン(K)
18位:ソ・ウォン(K)
19位:アントニー(G)
20位:イ・スンファン(K)
21位:ヒロト(G)
22位:パク・ハンビン(K)
23位:ムン・ジョンヒョン(K)
24位:パク・ドハ(K)
25位:チャ・ウンギ(K)
26位:チェン・クァンルイ(G)
27位:チョン・ミンギュ(K)
28位:オリー(G)
29位:ワン・ツーハオ(G)
30位:イム・ジュンソ(K)
31位:ナ・カムデン(G)
32位:マー・ジンシャン(G)
33位:ダン・ホン・ハイ(G)
34位:オ・ソンミン(K)
35位:コン(G)
36位:ジャン・シュアイボー(G)
37位:クリスティアン(G)
38位:ユン・ジョンウ(K)
39位:イ・ジョンヒョン(K)
40位:イ・ドンヨル(K)
41位:ブライアン(G)
42位:イ・イェダム(K)
43位:ウームーティ(G)
44位:パク・ジフ(K)
45位:チェン・ジェンユー(G)
46位:イ・ファニ(K)
47位:チ・ユンソ(K)
48位:イ・ドンゴン(K)
49位:パク・ヒョンビン(K)
50位:ツァイ・ジンシン(G)
51位:チェ・ウジン(K)
52位:チョン・イチャン(K)