NewJeansやIVE、LE SSERAFIMらが絶大な人気を誇る中で、K-POPファンからじわじわと人気を集めている第4世代のガールズグループに注目が集まっている。
それは、アーティストレーベル GRANDLINEエンターテインメントが立ち上げたK-POP専門レーベル「GLG」より2021年1月5日にシングル『ATHLETIC GIRL』でデビューを果たした4人組のガールズグループ H1-KEY(ハイキー)。メンバーはリーダーのソイ、リイナ、イェル、フィソで構成されている。
▼H1-KEY
【動画】H1-KEY(하이키) ‘ATHLETIC GIRL’ M/V
そんなH1-KEYは2023年1月5日に1stミニアルバム『Rose Blossom』でカムバック。すると、2月27日になり同名のタイトル曲「Rose Blossom」が、韓国の主要音源チャートMelOnの「Top 100」で84位にランクイン。98位(24日)でチャートインを果たした前週から、14位も順位をアップさせたのだ。さらに、MelOnのリアルタイムチャートでは、最高27位までランキングを上昇させた。
中小事務所のグループが、MelOnのような韓国最大の音楽プラットフォームにチャートインするのはかなり稀なケース。特にガールズグループの歴史の中でリリースから数か月、数年経ってからチャートインを果たし、その後ランキングを上昇させたのはEXIDの「Up&Down」やBrave Girlsの「Rollin’」などしかなく、数少ない。
【動画】[EXID(이엑스아이디)] ‘위아래’ (UP&DOWN) MV
【動画】[MV] Brave Girls(브레이브걸스) _ Rollin'(롤린) (New Version)
またNewJeansやIVE、aespa、LE SSERAFIM、ITZYなど、現在、K-POP界で頭角を現している第4世代のグループはほとんどが大手芸能事務所所属で、それを考えるとH1-KEYはかなり大健闘しているといえるだろう。
今K-POPファンの間でじわじわと人気を集めているH1-KEYの最新曲「Rose Blossom」は、寒く困難な世界に抱かれた夢と希望をバラに例えた楽曲。「折れたり、枯れたりせずに美しく咲こう」という思いが歌われている。楽曲自体は、トラップとブームバップを合わせたヒップホップベースのリズムに、ポップパンクのコードラインとアナログシンセが融合されたサウンドになっており、作詞は、なんと人気バンド DAY6のメンバー ヨンケイが担当。そして多くのDAY6のヒット曲を手がけたホン・ジサンが作詞・作曲に参加している。
【動画】H1-KEY(하이키) ‘건물 사이에 피어난 장미 (Rose Blossom)’ M/V
そんなトレンドの察知が速い人ならすでにハマっているであろう「Rose Blossom」は、MelOnだけでなくGenieでは22位、Bugsチャートでは7位、Floチャートでは29位、YouTube Musicでは78位を記録するなど、他の音楽チャートでも好成績を残している。さらにApple Musicでは56位、Spotifyでは156位、Shazamでは21位にランクインするなど、海外のK-POPチャートにも進出している。
韓国のアルバム販売集計サイト Hanteoチャートが提供するリアルタイムHanteoチャートのフィジカルアルバム部門では、リリースからなんと6週目で1位を獲得。自身最高記録を達成している。
さらに韓国の音楽番組では、「Mカウントダウン」で7位、「Music Bank」で13位、「ショー!K-POPの中心」で19位にランクインするなど、順調にランキングを上昇させている。
果たしてH1-KEYは、Brave Girlsのように奇跡のチャート大逆走を見せ、トップに躍り出ることができるのだろうか。今後の展開に注目だ。