NewJeansのメンバー ハニを守る警備スタッフの対応に、韓国国内外から様々な意見が寄せられている。
今最もホットなガールズグループの1つとして世界中のファンから絶大な支持を得ているNewJeans。グループとしてはもちろん、メンバー一人一人も注目度が高い彼女たちは、高級ブランドのアンバサダーに抜擢されるなど、ファッション業界からも熱い視線を集めている。
特にハニはGUCCI(グッチ)やArmani Beauty(アルマーニ ビューティ)といった世界的ブランドの顔を務めており、2月24日にはイタリア・ミラノにて開催された「ファッションウィーク」に参加した。現地にはハニの姿を一目見ようとファンが殺到。俗にマスターと呼ばれるファンもハニの姿をカメラにおさめようと現地まで追いかけシャッターチャンスをねらった。(※マスターとは、私設ファンサイトの運営者で、お気に入りのアイドルの写真や情報を同じグループのファンに提供する人のこと)
そんな状況の中、NewJeansが所属する事務所のHYBEはハニの安全を守るため警備を強化。空港の到着時はもちろん、ショーの会場など公開スケジュールの場でも無断で写真を撮影されないようにファンのカメラに向かって懐中電灯を向けるなど、対策を徹底していたのだ。
▼マスターの撮影を邪魔する警備チーム
공내나 공외나 똑같음 ㅋㅋㅋ pic.twitter.com/QdQLT8jyoV
— light blue💙 (@Lightblue_hn) February 25, 2023
そんな厳重警備が功を奏し、マスターたちは思うように写真が撮れなかったようだ。彼らはピントが合っていないハニの写真をSNSに投稿し、残念な気持ちを吐露した。
さらに不満だったのはマスターたちだけではなかったようだ。厳しすぎる警備には一般のファンも不満を漏らしているようだ。ファンにとってマスターたちが載せる写真はファンにとって貴重な供給の1つとなっており、彼らの活動がグループの人気に貢献していると考える人も少なくないからだ。一方で、こういったHYBE側の警備が原因でNewJeansのファン(マスター)を止めるようと考えている人もいるそう。NewJeans本人は全く悪くないのにファンが減ってしまうという状況をとても残念に思っているようだ。
一方で海外のファンからは、全く反対の反応が寄せられており、むしろHYBEの対策を称賛。公開されているスケジュールであっても、メンバーのプライバシーや安全が最優先だと主張している。またアイドルを応援するファンであっても、ハニのように18歳という若いアイドルを追いかけまわすことは不適切であると指摘しており、アイドルを徹底的に守る警備チームを擁護している。
韓国では、マスターはK-POPファン文化の一部となっており、長い間、その存在が正当化されてきた。一方で、こういった文化に親しみのない海外ファンからすると、マスターがアイドルを追いかけ写真を撮るという行動は異様な光景であり、プライバシーの侵害だと感じる人も多いようだ。