話題沸騰中のオーディション番組「BOYS PLANET」(通称:ボイプラ)の第3話が公開された。
「BOYS PLANET」は、Kep1erを輩出したサバイバル番組 Mnet『Girls Planet 999 :少女祭典』(通称:ガルプラ)の男性版番組。韓国人練習生からなるKグループと、海外からやって来た練習生からなるGグループ、合わせて93名の練習生たちが9人のデビュー枠を獲得するために競い合う。
「シグナルソングテスト」を終え、ついに最初のバトルがスタート
「シグナルソングテスト」を終えた練習生たちは、ついに脱落者が発生する最初のミッション「グループバトル」に乗り出す。今回のバトルでは、Kグループ・Gグループに分かれてそれぞれ7つのチームを組む。ミッション曲の中から、同じ楽曲を選んだグループ同士が直接対決し、会場に集まったスタークリエイター(番組の視聴者)の現場投票で多くの票を獲得したチームに10万点のベネフィットが与えられる。また各グループ 7チームの合計投票数を合算して1番多くの票を獲得したグループの練習生にはそれぞれ追加で1万点が与えられる。
さらに今回、もう1度見たいステージとして選ばれたグループは、Mnetの音楽番組「Mカウントダウン」への出演も決定。デビューを目指す練習生たちにとっては、夢への第一歩となる貴重な機会だ。
SEVENTEEN「VERY NICE」対決
誰もが勝利を目指してスタートした「グループバトル」。最初に対決したのは、SEVENTEENの大ヒット曲「VERY NICE」を選択した練習生たちだ。
先にステージに立ったのは、日本出身のオウジュ、ヒロトらが率いるGグループ。最初は同曲の振付師であるチェ・ヨンジュンにダンスの練習不足を指摘された彼らだが、本番では抜群のチームワークを発揮し、さわやかな魅力あふれるパフォーマンスを披露。ベトナム出身のコンを筆頭に完成度の高いステージを作り上げ、ヒロトは自身の魅せ方をわかっているとマスター陣から高い評価を得た。
【動画】[3회] G그룹 ♬아주 NICE – 세븐틴 @K vs G 그룹 배틀 | Mnet 230216 방송
続けて登場したKグループは、ボーカルの実力者が揃うチームだ。ラップ担当であるジョンヒョンは、今回ボーカルに挑戦する。しかし、ボーカルに集中したことでダンス力が不足していると指摘されてしまう。最終リハーサルまで、本調子が出なかったジョンヒョンだが、歌唱力の高いスンオン、ドンヨルらがチームを支え、今回の対決はKグループが勝利した。
【動画】[3회/풀버전] K그룹 ♬아주 NICE – 세븐틴 @K vs G 그룹 배틀
BLACKPINK「Kill This Love」対決
次に登場したのは、BLACKPINKの「Kill This Love」を選んだ練習生たち。マスター陣も注目の2組だ。日本出身のケイタが選抜したGグループは、中国出身のジャン・ハオ、カナダ出身のソク・マシューらが実力の高い顔ぶれが揃っている。期待値も高いチームだが、練習生たちはその期待をはるかに超えたレベルの高いステージを披露。マスター陣からも「コンサート並みの迫力」「ケイタは完全にベテランの域」など、最高のほめ言葉が飛び出した。
【動画】[3회] G그룹 ♬Kill This Love – BLACKPINK @K vs G 그룹 배틀 | Mnet 230216 방송
そんな彼らと対決したのは、圧巻のカリスマ性と高い実力を兼ね備えたパク・ゴヌクがセンターを務めるKグループだ。リーダーのイ・ファニは、体調が優れない中でも堂々としたボーカルを披露。まるでダークヒーローのような魅惑的な雰囲気を演出し、迫力満点のパワフルなステージを完成させた。
甲乙つけがたいハイレベルな戦いとなったバトルだが、スタークリエイターからより多くの票を獲得したのは、Gグループだった。
【動画】[3회] K그룹 ♬Kill This Love – BLACKPINK @K vs G 그룹 배틀 | Mnet 230216 방송
EXOの「LOVE ME RIGHT」対決
そしてこの日、最後に登場したのはEXOの「LOVE ME RIGHT」を披露する練習生たち。Gグループには、アメリカ出身のジェイ、KグループにはPENTAGONのフイ(イ・フェテク)と番組を代表する実力派ボーカリストが直接対決する大注目のステージだ。
練習の段階から、聴いていて心地の良い高音を披露したジェイを特別ゲストとして登場したラッパーのリルボイは大絶賛。“歯茎マスター”ことイム・ハンビョルも「君しか見えなかった」と彼の歌声に聴き惚れていた。
一方、Kグループのフイは、アドリブを加えた鋭い高音を披露。圧巻の実力を見せつけるが、グループとしてはまとまりがないことを指摘され、逆にGグループのジェイの調和力を引き立ててしまう形に。彼の圧倒的な存在感を身に染みて感じる場面となりフイの表情は曇ってしまった。
そうして迎えた本番、Gグループは期待を裏切らない100点満点のパフォーマンスを披露。メインボーカルのジェイだけでなく、キリングパートを担当するウームーティからサブボーカルのアントニー、そしてサブラッパーのハルトまで、それぞれの個性が輝いたステージに会場はこの日、1番の盛り上がりを見せた。
【動画】[3회] G그룹 ♬LOVE ME RIGHT – EXO @K vs G 그룹 배틀 | Mnet 230216 방송
大きなプレッシャーが押し寄せる中、フイが率いるKグループの練習生たちは舞台へ。「リハーサルではフイのボーカルが不安定だった」とマスター陣も心配した様子で見守り、メンバーがステージに登場するところで今回の放送は終わった。
第3話はGグループの魅力が輝き、その実力の高さが改めて証明された回となったが、次回、このプレッシャーに打ち勝ち、Kグループは巻き返すことができるのだろうか。来週の放送に期待だ。