BTS(防弾少年団)シュガが、プロデューサーとして、アイドルグループを制作する可能性について明かした。彼が明かした赤裸々な本音に、注目が集まっている。
幼い頃から音楽に情熱を持ち、BTSのメンバーとしてパフォーマンスするだけでなく、外部のアーティストたちとプロデューサーとして共同作業するほど、音楽業界で幅広く活躍しているシュガ。そんなシュガが、将来的には楽曲だけでなく、アイドルグループそのものをプロデュースする可能性について、自身の率直な本音を明かした。
2月9日にBTSの公式YouTubeチャンネルに公開されたトークバラエティ「シュチタ」で、SEVENTEENのメンバー・ホシをゲストに迎えたシュガ。緊張するホシに「気楽にして」と気さくに声をかけたシュガは、後輩であるホシの悩みを少しでも解決してあげようと、彼の話に真摯に耳を傾けた。
するとそんなシュガに対し、ホシがある突っ込んだ質問をぶつけた。それはずばり、「将来的にアイドルグループを制作することに対する夢はあるか」ということだ。シュガは、ホシからの「先輩はプロデュースをされてますが、アイドルチーム制作への夢はありますか?」という質問に、「その話を周りの方々と何度かしてみたんですが…」と回答。すでにアイドルグループのプロデュースについて、周囲の人々と意見を交わしたことがあると明かした。
しかしシュガは、自身がアイドルグループを制作することについて、あまり肯定的な感情を抱いているわけではないようだ。「他人の人生を僕がどうにかしないといけないわけじゃないですか」と話したシュガは、アイドル育成とは、他人の人生を自分が左右してしまうことだと考えているそう。「ホシが初めて来たときのように、僕が初めて来たときのように、10代の幼い子たちを… ものすごく何か… 精神的に大変そうだなと思って」と続け、わずか10代の幼い子たちの人生がかかっていることを考えると、どうしても精神的に負担を感じてしまうと明かしたのだ。
シュガはさらに、「代表の方々も傷つかないわけではありません」と前置きすると、「代表の方々もメンバーが話すひと言ひと言に傷つくことは多いけれど、その立場上、それを口に出せないだけです」と続け、プロデューサーとして、すでにアイドルグループを制作している人々の思いを代弁。「例えば、僕が曲作りをして制作したけど、みんなに『曲がイマイチみたいですね』『新しい曲にしたらダメですか?』って言われたとき、傷つかないほうが変じゃないですか。いくら大人でも傷つくんです」と話し、制作陣にも喜怒哀楽の感情はあるのだと、制作サイドの苦悩を冷静に伝えたのだ。
아이돌 제작에 대한 슈가의 생각
그치 어려운 자리일꺼야
윤기는 윤기를 계속 제작해보자! 🫶🏻 pic.twitter.com/TnGbvjkh4j— 슙🌙 (@new_moon_suga) February 9, 2023
[슈취타] EP.4 SUGA with 호시(該当シーンは21分10秒頃~)
ホシからアイドルグループ制作の計画について尋ねられ、「他人の人生を自分が左右するのは負担が大きい」とその本音を明かしたシュガ。自身がアイドルとしても制作陣としても活動し、その内部を知っているからこその思いに、ファンは「こんな話が聞けるなんて」「すごく貴重なワンシーンだ」と感動している。