LE SSERAFIM ホン・ウンチェの、「完璧なステージ」を求める意識の高さが話題に。些細なミスを非常に悔しがり、涙をぽろぽろと流す姿が捉えられた。
2月6日、LE SSERAFIM公式YouTubeチャンネルに、昨年末行われた音楽授賞式「2022 SBS歌謡大典」のビハインド映像がアップされた。「2022 SBS歌謡大典」といえば、LE SSERAFIMがメンバー個人の「過去」を表現したスペシャルステージが大きな話題を呼んだが、そんなステージの舞台裏がついに公開された。
動画はこちら【該当シーンは7分50秒頃~】
르세라핌(LE SSERAFIM), 역동적이고 매력적인 무대 <INTRO× Carmen – Habanera♬> #SBS가요대전 #SBSenter
「2022 SBS歌謡大典」LE SSERAFIMのパフォーマンスについてはコチラ↓
メンバーのウンチェは、練習生からLE SSERAFIMのメンバーに変身することを表現するパフォーマンスを担当した。ダンサーたちがウンチェの練習着を両端から引っ張ると、練習着が剥がれきらびやかなLE SSERAFIMの衣装が登場するのだ。
練習に練習を重ねたこのスペシャルステージ。ファンが見る分には圧巻の完璧なステージで、大きなミスがあるようには見えない。しかし、ステージを降りたウンチェが悔しそうに涙を流しているのだ。どうやらウンチェ、かなり小さなミスを犯してしまい、悔しさのあまり涙が止まらないようなのだ。
(ウンチェが後に語った内容によると、服(練習着)を破く際にふらついて3~4歩ほど動いてしまい、それが悔しく、腹立たしかったという)
メンバーたちはそんなウンチェを心配そうに囲み、「よくやったよ、泣かないで」と慰めている。ユンジンはウンチェを温かく抱きしめ、チェウォンはほほを伝う涙を拭ってあげ、サクラは「よかったよ、誰もわからないよ」と慰めの言葉をかけている。
愛らしい末っ子の涙は放っておけないようだ。普段から末っ子を溺愛していることで知られている4人の“姉”たちは、その後も「よくやったよ」としきりに声をかけ、どうにかウンチェを慰めようと必死の様子だ。
その甲斐あって徐々に落ち着きを取り戻したウンチェは、無事涙が止まり、集合写真の撮影場所に合流。とぼとぼと歩いてくるウンチェを元気づけるべく、メンバーとダンサーたちは大きな歓声を上げ、チェウォンは笑顔で手を繋いで優しく肩を抱き、ウンチェを迎えた。
チェウォンとユンジンは「あー、完璧主義なんだから」「完璧主義でどうするのよ」と、完ぺきを求めるあまり号泣してしまったウンチェに、まるで母親のような語り口で声をかけた。
その後ウンチェは、カメラに向かって自身のパフォーマンスを「すごく悔しくて腹が立った」と振り返った。「それでも大丈夫だってみんなが言ってくれたので…」と気を取り直そうとしたものの、ステージを思い出したら再び涙が浮かんでしまい「いいえ、大丈夫じゃないです」と今にも泣きそうな声で明かした。
ウンチェは、「韓国では最後の年末ステージだし、ホリデーだから上手くやりたかった。それぞれの物語が込められていたので、その分上手くやりたい気持ちが大きかったみたいです」と心を整理して、次のステージの準備へと向かっていった。次のステージ「The Boys」では見事気持ちを切り替え、今度こそ完璧なステージを披露したウンチェ。彼女のステージにかける思いと意識の高さ、そしてメンバーたちのウンチェを想う愛情の強さが伝わる「LE SSERAFIMらしい」シーンであった。