LE SSERAFIM カズハを担当したカメラマンが、カズハに謝罪した。いったい何があったのだろうか。カメラマンの苦悩とまさかの失態が、ファンの笑いを誘っている。
LE SSERAFIMがデビューしたばかりの昨年5月、ファンの間で大きな話題を呼んだチッケム(メンバー個人にフォーカスしたパフォーマンス映像)を覚えているだろうか。
5月6日に放送された音楽番組「ミュージックバンク」でデビュー曲「FEARLESS」を披露したLE SSERAFIM。カリスマあふれるステージは大きな注目を集めた。メンバー個人のチッケムもアップされ、ファンがメンバー1人ひとりのパフォーマンスをじっくり鑑賞して楽しんでいた。
FEARLESS – LE SSERAFIM(르세라핌 ル セラフィム) (Music Bank) | KBS WORLD TV 220506
そんな時、ファンがあることに気づいた。カズハのチッケムを撮影していたカメラマンがまさかの失態を犯していたのだ。
パフォーマンスが始まり、情熱的に踊るカズハを順調に追うカメラマン。2節の終わりまでは、何の変哲もない通常のチッケムだった。しかし曲の終盤でメンバーたちが縦一列に並び「What you lookin’ at~♪」とラストサビを迎えると、事態は一変。なんとカメラマンは、カズハを見失ってしまったのだ。
このパートでは、縦一列の状態からメンバーが左右に隊列を広げながら登場するのだが、この時カズハは向かって左方向に進んでいく。しかし、カメラはなぜか右方向へとフォーカス。ガラム(元メンバー)を追い、その後後ろから姿を現したサクラ(宮脇咲良)を追い、少し経った後にカズハがこのサイドにいないことに気が付いたようだ。慌てて左側にカメラを向け、カズハに再びフォーカスした。
the cameraman can’t find kazuha 😭 pic.twitter.com/Viwrve7qWo
— 🍭 (@izonesmiley) May 7, 2022
該当動画はこちら(カメラマンがカズハを見失うシーンは2分27秒頃~)
このチッケムを見たファンは、意外な失態を犯してしまったカメラマンに爆笑。複雑な動線でパフォーマンスするアイドル、しかもデビューしたばかりで顔もまだはっきり覚えられていない状態のアイドルを追うことはさぞ難しいだろう、とカメラマンに同情する声も上がっていた。
一方で、撮影した帳本人は動画が公開されてからというもの、かなり自責の念に駆られていたようだ。昨年11月に公開された、STUDIO Kのスタッフに密着したプログラムで、カズハを担当したカメラマン キム・ソンギュン氏が当時のことを振り返った。
動画はこちら【該当シーンは2分30秒頃~】
数々のアイドルのチッケムを撮影してきた彼は、「ダンスの動線をよく知っていなければいけないと思うのですが」との質問を投げかけられると、カズハの撮影時に起きたあのエピソードについて触れた。
「たまにメンバーたちが真ん中に集まる振付があるのですが、そうすると撮っていた人が前の人に隠れるんです。そこから右に行くのか左に行くのか、それを知らないで反対方向を追ってしまうと、その日はYouTubeに気楽に入れない日になります」と、あのチッケムの撮影時に起こった出来事と、公開されてから苛まれた不安を語った。
ここまで、カズハの名前を伏せてこのエピソードを語っていた彼だったが「撮り逃した方に一度も謝罪できていない」と申し訳なさそうに語り、初めてその相手がカズハであることを明かした。
キム・ソンギュン氏は「LE SSERAFIMのカズハさん、ごめんなさい」と日本語でカズハに謝罪の言葉を述べると、「FEARLESS」のサビの振付に挑戦する姿まで見せ、ファンを笑わせた。
K-POPアイドルの撮影の難しさがよく伝わるこのエピソードに、ファンからは共感と爆笑の声が上がっている。