LE SSERAFIM ホ・ユンジンが、とつぜん控室で涙を流した。いったい何が起きたのだろうか。彼女のプロ意識の高さを感じさせる舞台裏でのシーンが注目を集めている。
LE SSERAFIMといえば、その迫力でステージを完全掌握する完成度の高いパフォーマンスが印象的。特に、美しく揃ったダンスパフォーマンスは圧巻の一言だ。
昨年末に行われた音楽授賞式「2022 MAMA AWARDS」では、楽曲のパフォーマンスの他に1分半を超える激しいダンスブレイクを披露。彼女たちの堂々とした魅力が詰まったパワフルでダイナミックなダンスは、会場を大いに盛り上げた。
[2022 MAMA] LE SSERAFIM – FEARLESS | Mnet 221129 방송
そんな「2022 MAMA AWARDS」の舞台裏を収めた動画が1月19日、LE SSERAFIM公式YouTubeチャンネルで公開された。動画では練習風景やリハーサルの様子の他、メンバーたちの控室での仲睦まじい様子も多く捉えられている。中でも、ユンジンのプロ意識の高さとステージにかける強い情熱が垣間見えるあるシーンが注目を集めている。
動画はこちら【該当シーンは14分53秒頃~】
メンバー同士厳しくチェックし合い、細部までこだわりながら熱心に行った練習と念入りなリハーサルを終え、ついにMAMAの舞台に立つことになったLE SSERAFIM。会場の京セラドーム大阪はLE SSERAFIMがこれまで立ってきたステージの中でもかなり大規模なため、メンバーたちはその大きさと観客の多さに緊張の面持ちだ。直前までディテールを確認し、ステージへと向かっていった。
特別な演出も組み込まれた大規模なパフォーマンスを堂々とやり遂げたメンバーたちは、やり切った、という表情で控室に戻ってきた。ユンジンは「うまくやりたかったのに、よくできたかわかりません」と不安げにステージを振り返った。余韻に浸るのもつかの間、すぐ次のコラボステージの準備を始めたメンバーたちは、ヘアメイクを受けながら先ほどのステージのモニタリングを始めた。
するとユンジン、自身の小さなミスに気付いたようだ。「みんなごめんなさい、私の脚を上げる角度がずれてる」と大きな声でメンバーに謝罪し始めたのだ。これを聞いたサクラ(宮脇咲良)は「大丈夫大丈夫、過ぎたことだよ」とユンジンを慰めた。しかし、自責の念に駆られたユンジンは、あまりの悔しさとメンバーたちへの申し訳なさで涙を流し始めてしまったのだ。
ヘアメイクを受けながら顔を下げて一人泣くユンジン。メンバーや大勢のダンサーたちと一生懸命準備してきたステージであるだけに、ショックがかなり大きかったのだろう。ファンが見てもわからないほどの些細なミスにもかかわらず、ひどく落ち込む姿は、彼女の真面目さと、彼女がステージにどれほど真摯に向き合っているのかをよく写している。
そんなユンジンを心配そうに見つめていたリーダーのチェウォンは、ユンジンの頭をポンポンと優しく叩き、彼女を元気づけた。きっとメンバーたちにもその悔しさがよくわかるのだろう、あえて言葉は発さず静かにユンジンを慰めた。
その後ユンジンはしっかりと気持ちを切り替え、明るい表情で次のステージに立った。
これを見たファンは、ユンジンがステージにかける思いの強さに改めて感心。些細なミスに涙を流すほど真剣にステージに向き合う彼女の真面目さと彼女のプロ意識の高さに、称賛の声が上がっている。