BTS(防弾少年団)がアイドル10年目ならではの驚きの能力を発揮した。その不思議な光景に注目が集まっている。
1月22日、BTSは昨年2022年に開催した公演「Yet To Come」のビハインド映像を公開。この動画には、パフォーマンスの練習風景から、当日の様子まで、メンバーたちの努力と魅力が余すところなく収められている。
[EPISODE] BTS (방탄소년단) @ “Yet To Come” in BUSAN
注目のシーンは、メンバーたちが練習室で練習している場面。公演に向けて新曲から過去の曲までさまざまなステージを準備している彼ら。ここでは、そのうちの1曲として6年前に発表した人気曲の練習をしている。彼らが久々に披露するその楽曲とは『MIC Drop』だ。この楽曲は2017年に公開された激しいダンスナンバー。MVの再生回数は現時点(2023年1月)でなんと12億回を超えており、今なお不動の人気を誇っている作品だ。
BTS (방탄소년단) ‘MIC Drop (Steve Aoki Remix)’ Official MV
ファンにとっては非常にうれしいステージだが、BTSがこの曲を発表したのはかなり前。久々のステージにメンバーたちは少し緊張している様子だ。事前にモニターを通してパフォーマンスを確認している。
しかし、ここで7人は驚異の身体能力を見せる。なんと、映像を見ただけでパフォーマンスを再び踊れるようになったのだ。映像を見ながら、ジミン(パク・ジミン)は「お!思い出した 思い出した」と笑顔でリズムに乗り始めている。その後、V(キム・テヒョン)やジン(キム・ソクジン)、シュガ(ミン・ユンギ)も曲に合わせて腕を動かしながら記憶を辿っている。また、RM(キム・ナムジュン)は「やってるうちにわかりそう すぐにできるよ」と自信満々な発言。どのメンバーも映像を見ただけで振り付けを思い出したようだ。
1回映像を確認したあと、練習に取り掛かったメンバーたち。まずは歌詞を口ずさみながら踊っている彼らだが、驚くことに全員が正しい振り付けを正しい位置で完璧に踊っている。その様子にはメンバー自身も驚いている様子。ジミンは「すごいね 僕たち!かっこいい!」と笑顔を見せている。
その後、今度は音楽を流してダンスの練習を続けている7人。踊りのスピードが早くなっても、正確にダンスを踊り続けているのを見るに、『MIC Drop』の振り付けがすっかり体に染み込んでいたようだ。6年前の楽曲とは思えない安定したパフォーマンスを見せている。
2017年発売の楽曲パフォーマンスを、1回映像を見ただけですぐに思い出した7人。その驚きの記憶力と身体能力には、ファンも感嘆しているようだ。