Stray Kidsのリーダー バンチャンが、「V LIVE」のサービス終了を見据えてとった行動がとても賢いと注目を浴びている。
K-POPアイドルと世界中のファンを繋ぐツールとして絶大な支持を集めている動画配信サービス「V LIVE」。生配信機能や字幕機能が優れている本サービスは、K-POPファンが必ずインストールしているアプリの1つだろう。しかし、先日、BTS(防弾少年団)らが所属するHYBEの子会社「beNX」が、「V LIVE」を買収。これを受け、2022年12月31日をもって「V LIVE」はサービスを終了することを発表。これまでのコンテンツや写真などはすべて「Weverse」に移行されることが決まった。
一方、これは「Weverse」内にアカウントを持つアーティストが対象となっており、「Weverse」に参加していないSMエンターテインメントやJYPエンターテインメントのアーティストのコンテンツは移行されないということになってしまう。
これを受け、毎週生配信を行っているStray Kidsのバンチャンは、「V LIVE」のサービス終了に先立って、できるだけ多くの配信のアーカイブを残すためにTikTokやYouTubeを使って生配信を実施するように。しっかり公式YouTubeの再生リスト機能を活用して自身の生配信の記録をまとめている。
▼Stray Kids バンチャン
この投稿をInstagramで見る
a yt playlist just for chan’s room… 🥹 pic.twitter.com/ALNqSORuGY
— elise (@hwangsamericano) October 22, 2022
またバンチャンの配信番組といえば、ファンからのリクエスト曲を流すのが定番となっていたが、プラットフォームが変わり著作権の問題で他事務所の音楽が流せないのではないかという不安点があった。しかし、この問題は解決したようで、今後も今まで通り、どのアーティストの楽曲でも流せるという。
chan said he could play songs that are not from jyp for youtube live!
— 비니 (@spearhyunnie) December 12, 2022
また「V LIVE」は、ファンが有志でつくることができる字幕機能があり、その迅速な字幕対応も人気の秘密だった。そのため、YouTubeの字幕機能の改善を求める声も多いようだ。
the lack of subs </3 yt removed the community caption feature rip pic.twitter.com/ksLZSgZDms
— elise (@hwangsamericano) October 22, 2022
そんなファンから様々な改善ポイントが寄せられる中、バンチャンの生配信に、1つある機能が加わったよう。それは、生配信中にコメントを残すには、最低でも10分間、チャンネル登録をしなくてはならないというルール。配信中に悪質なメッセージが寄せられるのを防ぐため、Stray Kidsのチャンネルを登録しているファンのみが、コメントを残せるように変更されたようだ。
Ohhh pic.twitter.com/9kbzE0sGSp
— 💞 (@Hanbokchris) December 12, 2022
中には、最低でも2日間のチャンネル登録を必須するなど、できるだけ長く設定するべきだとの声もあがっているが、ファンの反応を見ながら、少しずつ新しいプラットフォームでの配信を改善しているバンチャンと運営側の判断にファンは感嘆。他のアイドルがYouTubeで生配信する時の参考にもなるだろう、と彼らの対応力をほめ称えている。