KARA スンヨンが、今回のカムバックを控えて抱えていた不安を明かした。
KARAは、結成15周年を記念してメンバーが再集結。スペシャルアルバム「MOVE AGAIN」をリリースし、約7年半ぶりのカムバックを果たした。今回のアルバムには、ギュリ、スンヨン、ヨンジの他、2014年にグループを一度脱退したニコルとジヨンも参加。KARAの歴史を支えてきた5人のメンバーが集合した、意味深い感動のカムバックとなっている。
KARA (카라) ‘WHEN I MOVE’ Official MV(タイトル曲)
カムバック当日の11月29日、KARAは人気YouTube音楽プログラム「Killing Voice」に出演。過去の名曲から新曲「WHEN I MOVE」まで全9曲を生歌で披露し、ファンを感動させた。そんなプログラムの撮影現場に、お笑い芸人のキム・ヘジュンが突撃。「カフェ寄生虫」を開き、メンバーたちにドリンクを準備しながらトークを繰り広げるという初の試みが行われた。
카라(KARA)의 킬링보이스를 라이브로! – Rock U, Pretty Girl, Honey, 미스터, 루팡, 점핑, Step, 맘마미아, WHEN I MOVE | 딩고뮤직
そんな中明かされた、スンヨンの不安が話題になっている。言えなかった悩みや秘密を明かすことになったメンバーたちは、それぞれが抱えている悩みを告白。スンヨンは、今回のカムバックにある不安を抱いていたという。
動画はこちら【該当シーンは12分33秒頃~】KARAのキーリングボイス撮影現場に初オープンしました☕️ㅣ[カフェ寄生虫] KARA編ㅣディンゴミュージックㅣDingo Music
スンヨンは、「KARAが『Cupid』(2015年5月リリース)である程度(活動を)終わらせていた時、実は個人的には満足度が高かった」と、活動休止を前に、満足のいく活動でKARAとしての最後を美しく迎えられたと感じていたことを告白した。
それゆえ、再結成が決まり再びメンバーたちが集まることになった時、「若い時によい活動をして、上手く仕上げておいたのに、新しいパフォーマンスをした時、昔と比べてもっと下手な様子で私のステージを更新してしまうような気がした」と、新たなパフォーマンスをすることに対して心配が募ったことを明かした。
「いずれにせよ歌は続けていたけれど、ダンス歌手として活動はしていなかったから.. それが一番の悩み」と、特にダンスパフォーマンスに関する不安が大きかったことを告白した。7年半もの間ダンスから離れていれば、そのような不安が生じるのも当然だ。ましてや7年半前に満足度の高い活動で最後を飾っていたとなると、それを以前より劣った姿で更新するのは、アーティストとしてのプライドが許さないだろう。
すると、この真剣な悩みをただ頷きながら聞くキム・ヘジュンに、番組スタッフから「ヘジュンさんが解決しなきゃ」とツッコミが。キム・ヘジュンは慌てた様子で、しかし真摯に「後悔する必要はないと思います。今カムバックを準備されて、完ぺきなステージを準備されたので。私が見た限りでは、スンヨンさんにとっても、KARAにとっても、ファンの方々にとっても満足のいく、よい選択になると信じて疑いません」とスンヨンを励ました。このアドバイスにスンヨンは「スイートだ」と拍手を送った。
アイドルとしていつも完ぺきなステージを見せたい、と考える彼女の高いプロ意識とプライドが伺える発言に、ファンからは感嘆の声が上がっている。