KARA ジヨン(知英)が、新メンバーのヨンジに「宣戦布告」をしていたことが明らかになった。ヨンジに対しある不安を覚えたからだという。いったい彼女たちに何があったのだろうか。
KARAは11月29日、結成15周年を記念してメンバーが再集結。スペシャルアルバム「MOVE AGAIN」をリリースした。今回のアルバムには、ギュリ、スンヨン、ヨンジの他、2014年にグループを一度脱退したニコルとジヨンも参加。KARAの歴史を支えてきた5人のメンバーが集合した、意味深い感動のカムバックとなっている。
KARA (카라) ‘WHEN I MOVE’ Official MV(タイトル曲)
カムバックを記念して、KARAは大人気バラエティ「知ってるお兄さん」にゲスト出演。カムバックの裏側やメンバーたちの近況について、軽快なトークを披露し視聴者を喜ばせた。
そんな中明かされた、ジヨンとヨンジの気まずい(?)関係性に関する言及が注目を集めている。
動画はこちら【該当シーンは12分35秒頃~】
ジヨンは、事前に行われたアンケートで自身を「永遠の末っ子」と主張。2008年に最年少の追加メンバーとして加入して以来、そのあどけない表情と純粋無垢な言動が非常に末っ子らしく愛らしい、とかわいがられてきたジヨン。最も年下であるにもかかわらず、グループ1の高身長を誇ることから「ジャイアントベイビー」というあだ名まで付けられていた。
しかし、そんな愛らしい末っ子の座を揺るがす大事件が発生した。なんと2014年、グループにジヨンと同い年のメンバー・ヨンジが合流することになったのだ。ジヨンは2014年4月にグループを脱退しており、それを補完する形で新メンバーを募ったのだが、いくらチームを離れたとはいえ、ジヨンにとっては非常に複雑な出来事だったようだ。
ジヨンは「実はヨンジが初めて入ってきた時、私と同い年だというので、末っ子の座を奪われるのではないかと不安になった」と当時の心境を暴露した。居ても立っても居られなかった彼女は、なんとヨンジに対して「宣戦布告」をしたという。
ジヨンは、新しく入ってきたヨンジに「ヨンジ、私は末っ子を絶対に奪われない」と高らかに宣言したそう。「そしたらヨンジが動揺しているんです」(ジヨン)グループに合流するやいなや旧メンバーからそんな宣戦布告をされたら、困惑するのも当然だ。ヨンジは、「あの時怖かった」と当時を振り返った。
末っ子ポジションに固執するジヨンに、「末っ子って何か特権があるの? 末っ子って大変だと思うけど…」とスタジオから疑問の声が上がると、ジヨンは「末っ子だから多少失敗しても、あらかわいい、と許してもらえる」「どこに行っても年上のメンバーたちがいろいろ買ってくれるし、そういうのがよかった」と、自身が経験してきた末っ子の特権を語った。
そんなジヨン、宣戦布告はしたものの、結局はヨンジを受け入れることにしたという。「だからヨンジに言った。『一緒に末っ子をしよう』と」と、2人で末っ子の立場を満喫することにしたことで、平和にこの事態が収拾したことを明かした。
晴れて末っ子の座を満喫できるようになったヨンジは、「スンヨンからは牛を何頭ももらって食べたし、ギュリやニコルからは『私は本当に小さい世界に生きていたんだな、こうやって大きな世界に出るとこんなにも多くのお酒があるのに』と思うほどの多くの、多様なお酒を(もらった)」(ギュリいわく「ほぼ醸造所ひとつあげた」ほどだそう)と、至れり尽くせりだったことを明かし、スタジオを感心させた。