BTS(防弾少年団)Vが、自分たちの成長にとつぜん切なさを感じてしまった。彼が成長するとともに失ったものとは、いったい何だったのだろうか。
2013年のデビュー以来、メキメキと実力を成長させ続け、今や世界をまたにかけて活躍するトップスターとなったBTS。多くのアイドル達がロールモデルとして名を挙げる存在となったBTSだが、しかしそんな彼らにも、成長と同時に“失った”と感じるものがあったようだ。
そんなメンバーの本音が明らかになったのは、11月29日に公開されたバラエティコンテンツ「Run BTS! 2022 Special Episode」で、J-HOPEが配信者になりきり、子供向けおもちゃのレビューに奮闘していたときのことだ。数々のおもちゃをレビューした後、最後に宝石発掘遊びに挑戦したJ-HOPE。このおもちゃは、大きな模型を水の中に入れることで、中から宝石が出てくるというもの。シュガは「宝石を発掘してバズろう!」と盛り上がり、RMは「人生は一発逆転!」とチャットにコメント。これを見たJ-HOPEも「そうです! 人生は一発逆転です!」と同意し、まるで幼稚園の先生のような優しい口調とは裏腹に、「僕の人生が逆転するかもしれません」とシビアな意気込みを放った。
すると次の瞬間、Vは「ねぇ、僕たちいつの間にこんなに成長したんだろう?」とつぶやき、しみじみと現実を自覚。ジミンはVのこの言葉に「童心がないでしょ?」と賛同し、お金に目がないかのようなメンバーたちの様子には[童心を失った6人の子供たち]というテロップまで出現。Vは、宝石を発掘するワクワクを幼い頃のように純粋に楽しむことができず、宝石と聞くなり「人生を一発逆転させよう」と自然に発想するようになってしまった自分たちの切ない成長を、ひしひしと実感したのだ。
Run BTS! 2022 Special Episode – ‘RUN BTS TV’ On-air Part 2(該当シーンは6分45秒頃~)
宝石が出てくると聞くなり、「人生を一発逆転させよう!」と盛り上がったメンバーたち。しかしVにとって、そんな自分たちの無意識の反応が、あらためて成長と共に童心を失った自身の変化を痛感するきっかけとなったようだ。「いつの間にこんなに成長したんだろう?」と切なく笑うVの言葉に、ファンも共感している。