SHINee キーの、複雑なファン心理が明かされた。オタクなら理解ができるであろう、憧れのアーティストに対するあるこだわりに、共感の声が相次いでいる。
キーは、幼い頃からBoAの熱烈なファンだったことで知られている。小さい頃から公式ファンクラブにも入会、CDを買い集めるほどだったと明かしている。
そんなキーは、BoAの後輩としてSMエンターテインメントに入社、見事デビューを果たし、K-POPを代表するボーイズグループにまで成長した。同じ事務所の仲間になり、憧れのBoAと仲良くなることができたのかと思いきや、なんとキーはある理由からBoAと距離を置いていたというのだ。
11月24日、カムバックを記念して1theK Originalsのオリジナルプログラム「本人登板」に登場したBoAは、キーが自身に対して距離を取っていた理由を明かした。
BoA 新曲 ‘Forgive Me’ MV
このプログラムでは、インターネットサイトに書かれている情報を本人が実際に確認しながら、それが事実なのか確かめていく。そんな中、BoAは彼女をロールモデルにする有名人たちがまとめられたコーナーを発見。誰もが知る有名アイドルの名前がずらりと並んだページに、「本当に多いね…」と本人もびっくり。
するとBoAはキーの欄に目をつけた。そこには、「成功したオタクのよい例だ」というインパクトある言及が。これにはBoAもつい笑ってしまう様子を見せた。
動画はこちら【該当シーンは6分49秒頃~】
するとBoAは、「私はキボム(キーの本名)が私に会いたくなかったと言った理由がすごく笑えたんですよ」と、キーの複雑なファン心理が込もったエピソードを明かした。
なんとキー、「幻想を壊したくない」という理由で、BoAと距離を置いていたというのだ。どうやら彼は、幼い頃から憧れで、手の届かない存在だったアーティストの“真の姿”を見たくなかったようなのだ。アイドルファンなら理解できる心理だ。
実は、2015年に2人が共演したバラエティ番組「冷蔵庫をお願い」で、キー本人の口からその詳細が語られていた。キーは「このままずっと僕にインスピレーションを与えてくれる存在でいてほしいから、あえて親しくしていない」と明かしており、そんなキーの普段の様子についてBoAは「『君が私のファン?』と思うほど冷たい感じ。SHINeeの他のメンバーたちのように近づいてきたりしないから驚いた」と、強いファン心を貫くキーに驚く様子を見せていた。
結局、その後度々共演を重ねた2人はかなり親しい間柄に。今では一緒に食事を楽しんだり、キーの兵役中にBoAがわざわざ面会に訪れたりと、親密な様子を見せるようになった。
BoAは、「幻想を壊してごめんね」とキーに謝罪し、スタジオを笑わせた。